台風一過の穏やかな連休中日。
外房に、ついにあの男が帰ってきた。
そう、あのへっぽこ田舎釣り師が・・・・・・・
というわけで（笑）、新規エリアの開拓は前回をもっていったん終了。
今回は久々の外房釣行だ。
深夜、解凍コマセを受け取るためにしばらくご無沙汰していた釣り餌屋さんに立ち寄ると、「おや、お久しぶり。いったいどこに行ってたんですか？（笑）」と嬉しいお言葉。
いやいや申し訳ありません。ちょっとフラフラしてました。
これからまたお世話になりますので宜しくお願いします♪
車中のＢＧＭは、最近お気に入りの馬場俊英。
頑張る大人への応援歌集だ。
馬場俊英「延長戦を続ける大人たちへ」（2009）
♪ケモノ道でケモノに会って いばらの道にもバラが咲いて
いつかきっといいことあるって 信じて頑張って
来週も 再来週も 何度も唐ｳれて 笑われても僕は
負けたくないんだ
（「ファイティングメ[ズの詩」より）
午前3時、ホームエリアの某地磯に到着。
さすがに連休のせいか釣り人も多い。
いつものャCントになんとか釣り座を確保して、まずはカゴフカセのアジからスタート。
干潮の潮止まりで時合は良くなかったが魚影はそこそこ濃いようで、入れ食いとまではいかないもののャcリャcリと飽きない程度に食ってくる。
1時間半ほどで２０ｃｍ前後のアジを十数匹、エアーャ塔vをセットしたバッカンにキープし、第一段階の「活き餌調達」を終了。
次はいよいよ今日の本番、泳がせ釣りだ♪
本来であれば、泳がせ釣りはウキ仕鰍ｯで広い範囲を流してやるのがいいのだが、今日のように周囲に他の釣り人が居るときには迷惑行為になってしまう。
そこで次善の策。
かめやま式エレベーター仕鰍ｯの登場だ。
＜仕鰍ｯ図＞
ウキ止め糸をずらしてタナを調整してやれば、ベタ底狙いから中層～表層狙いまで思いのまま。
仕鰍ｯをピンャCントに留めておくことが出来るので、魚の回遊コースがあらかじめ判っていれば待ち伏せ釣りも可能だ。
ハリスは管理人の場合1ヒロ半。あまり長く取りすぎると仕鰍ｯの投入が難しくなる。
大物が鰍ｩったときに発泡ウキに荷重がかかる構造であるが、硬いプラスチックパイプが通っているので１ｍクラスのサメくらいまでならまず大丈夫（何度も実証済み（笑））。
心配であればより強度のあるウキを自作してもいいかもしれない。
ヒラメ針7号の親子針仕鰍ｯに元気のいいアジをセットして、根と根の間の砂地のャCントに投入。
餌がちょっと大きいけれど気にしない。
座布団orワラサならこのくらいひと飲みだ。
一投目ですぐにアタリがあるが、これはウツボ。
ぼろぼろになった仕鰍ｯを交換して、2投目にヒットしたのもまたまたウツボ。
やばい、ウツボの巣に当たってしまった・・・・・
タナを底から2ヒロに上げてとりあえずウツボを回避し、夜明けを待つ。
少し明るくなって餌が見えるようになれば、平べったい奴は海底から飛び上がって頭上を通る小魚を捕食するので、そのときがチャンスだ。
そして、いよいよ朝マズメ。
タナを底から1ヒロに取り直し、竿先に神経を集中して平べったい奴のアタリを待っていると・・・・
突然、目の前の海面で盛大にナブラが立った！
今年見たナブラの中で一番規模がでかい。
シラスの群れを追って捕食しているようだ。
あの緑色の背中は・・・間違いなくソーダガツオだ。
意志の弱い管理人はナブラの誘惑に勝てず、泳がせ仕鰍ｯを引き上げて代わりにジェット天秤＋糾p仕鰍ｯをセット。
ナブラめがけてどおりゃっとぶん投げ、ヒラソーダを３本ゲット。
なんか今日の目的と違うような気もするが・・・とりあえずご満悦♪
ナブラが去った後、再び泳がせ釣りを再開してみたが、すでに日が高く上ってしまっており大型青物は絶望的。
平べったい奴のアタリも無い。
暗いうちはあれほど邪魔をしてくるウツボもサメも沈黙。
餌のアジは元気なままいいつまでも泳いでいる。
あらら・・・・
やっちまいましたがな。
＜本日の教訓＞
浮気はいけません（汗）。
帰路、ご無沙汰していた酒蔵に立ち寄り、秋限定の生詰め「ひやおろし」をげっとん♪
今夜はヒラソーダの刺身を肴に反省会。
