潮待小屋

近況報告など

 
休日のオフピーク・タイムということで停電の心配も無いようですので、久しぶりの更新です。

震災発生直後は連日泊まり込みで都内の仕事場に詰めておりましたが、今週に入りなんとか生活のペースも元に戻ってきました。
小売店の店頭での品薄状態は一部の商品を除き徐々に解消されつつあり、ガソリンスタンドの行列もほとんど見かけなくなりました。

とはいえ、関東・東北の電力需給は依然として危機的状況が続き、短期間で回復する見込みはありません。
今後、夏場の電力需要期に向けて、政府、産業界、個人の各レベルで、相当の「覚悟」を持った対応が必要になります。

私の仕事場の周りでも、残念ながらまだまだ危機感が足りないと思われる光景が散見されます。
商業施設やビルの屋外看板やショーウインドウの明りが煌々と灯っていたり、夜になっても全フロアの明りが点いているオフィスビルがあったり・・・
都内23区は一部を除き計画停電の対象になっていないせいもあるのかもしれませんが、それもいずれ見直しは避けられないでしょう。
ある程度強制力のある措置も必要になるのではないかと思われます。

そのような状況下ではありますが、一方で経済活動の極端な停滞はなんとしても避けなければなりません。
特に懸念されるのは、個人消費の過剰な冷え込みです。

各地でイベントや行事の中止が相次いでいますが、節度を持って喪に服すという態度は当然のこととしても、度を過ぎた「自粛」は無用な景気悪化を招き、税収の落ち込みにより却って被災地復興支援の財源不足を招くという悪循環にも陥りかねません。
大切なのは、被災地の方々に心を寄せ節度ある態度を保つことであって、いたずらに引き籠ることではありません。
エネルギー供給の面で当面大きな制約はあるものの、直接の被害を受けなかった私たちは、できる限り早く通常の生活、仕事に戻り、被災地だけでなく日本全体の再建に向けた活力を維持する義務と責任を負っていると思います。

通常の生活に戻るといえば「釣り」についてですが・・・・これはもう少し先のことと考えています。

茨城~千葉東方沖での余震が続いているという安全面の問題に加え、被災地域へのガソリン供給は再開されたもののまだ十分に行き渡っている状況ではないと理解しておりますので、不要不急の燃料使用はもうしばらく控えるつもりです。
今後、適宜状況を確認しながら適当な時期が来れば再開したいと思っております。

最後に、先日某テレビ番組であるミュージシャンがコメントしていた言葉が心に残ったのでご紹介します。


「私」にできることは小さい。でも、「私たち」にできることは大きい。


   

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