インスタグラムを始めて半年経った。
始めたといっても、単にここにアップした画像をストックしているだけなので、わざわざ見に行って頂くようなシロモノでは全くない。
内容はとても薄くて、ぺらっぺらのぺーである(^^;。
とはいえ、私なりに思うところも多々あるので、にわかインスタグラマーとして、このツールについて感じたことを率直に書いてみる。
インスタグラム界では、1日のうちに沢山の画像を連続して投稿する行為は「連投」といって、あまり好ましくないとされているらしい。
「フォロワー」と呼ばれる読者のホーム画面に同一人の投稿が立て続けに表示され、鬱陶しいというのが理由のようだ。
だったらフォローを外せばいいだけのことじゃねえかべらんめえ!と「にわか」の私なんかは思ってしまうのだが、フォロワー数を増やすことに情熱を注ぐインスタグラマーはそんな我儘は言わない。
投稿する画像を厳選して絞り込んだり、画像処理で工夫する。
インスタグラム界を支配する基本的な価値観は、ビジュアルで表現可能な「美意識」である。
きれい、かわいい、美しい、オシャレ、美味しそう、シブい、カッコいい画像投稿が歓迎される。
所謂「インスタ映え」というやつ。
知性や思想信条はインスタ映えしない。
ここは論壇ではない。
いくらネタ的に面白くても、この手の美しくない画像、単にそこにあるモノを撮っただけの画像はアカウントのクオリティを下げる(笑)。
へえ~、そうなの? 知るかいそんなこと。
私は投稿しちゃうけどね。
料理画像を投稿すると、女性と思われてしまうのか、美容・ファッション関係の営業系アカウントからの「いいね」が増える。
失礼しちゃうわね。ネカマじゃないわよ。
かしこ。
営業系といえば、「いいね」やフォローをしてくれるアカウントのうち、かなりの数が営業系。
ただ、その多くは飲食店や酒屋さんのアカウントで、私の投稿内容に鑑みれば全く違和感は無い。
飲食業界にとって、インスタグラムは既に重要なマーケティングチャネルのひとつとなっていて、行きつけの飲み屋でお酒の写真を撮ってもいいかと聞くと、わざわざこんな構図で撮らせてくれたりもする。
ただ、中には気持ちの悪いアカウントもある。
FXなどのデイトレードや自宅でできる副業、イベントやサークルへの勧誘などは明らかに怪しく、実際にトラブルや事件に巻き込まれる例もあると聞く。
また、皆目意味が分からないのは、自分大好き系の自己愛炸裂アカウント。
これらはもう、とにかく相手をしない、関わり合わないというほか対処のしようがない。
他にも、フォローしてくれたのでフォローバック(相互にフォローすること)したのに、しばらくするとしれっとフォローを外してくる輩がいる。
発見次第こっちもフォローを外すが、そうまでしてフォロワー数が欲しいのだろうか。
そのようなアカウントは、自身のフォロー先数とフォロワーの数がとてもアンバランスなので、注意していれば事前チェックも可能である。
釣り系のアカウントも多数あるが、画像が主でテキストは従というツールの特性上、伝えることのできる情報量はブログやフェイスブックに劣る。
しかし、ユーザーの裾野はとにかく広い。
日本語の(多分)読めない海外のユーザーが、画像だけ見て反応してくることもある。
そういうものだと理解して上手に使えば、ブログとはまた違った可能性があるのかなあ、などと考える今日この頃である。
◇◇◇◇◇
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