このところ週末になるたびシケ続きで、しばらくアジを狙っていなかった。
今週末は波も穏やかで、いい釣り日和になりそうだ。
久しぶりに用意したアジ釣りタックルを車に積み込んで、気合満々で南に向かった。
よっしゃあ!今日の晩酌の肴はアジのフルコースだあっ!
BGMは"AQUA"。

AQUA "AQUARIUS" (2000)
目指す磯に到着し、ャCントに入ってみると・・・あれれ?がらがらだ(汗)。
マイナーャCントならいざしらず、この場所に釣り人が居ないのは最近釣れていない証拠(大汗)。
でも、夏場にアジが釣れないのは毎年のことだし、いくら渋いとはいっても今夜の夕食分くらいは確保できるだろうとたかをくくって竿を出した。
しかし・・・・
30分経過・・・・
1時間経過・・・・
釣れんがな!
先日、テレビのニュースで観た話を思い出した。
今年の房総半島は海水温がなかなか上がらず、例年より3~5度低いらしい。
漁師さんの網には「夏の魚」がかからず、いまだに「春の魚」の水揚げがだらだらと続いているとか。
漁師さんも商売あがったりだそうだ。
タナを上げたり下げたり、仕鰍ッの投入ャCントを変えてみたり試行錯誤を繰り返すも、食ってくるのはネンブツばかり。
南無南無。
結局、夜が明けるまでに釣れたアジは、体長約25cmのレギュラーサイズが一匹だけ。
ちくしょう、尺アジ5~6匹持って帰るつもりだったのに・・・・

海はべた凪、潮も流れず・・・・・
<本日の教訓>
釣り場が空いているのは釣れていないから。
決してラッキーなことではない。
このまま帰るのも悔しいので、エギングロッドに持ち替えて磯周りを探ってみる。
フラッシュダンサー3.75号(重見アワビ貼り)をフルキャストして中層でしゃくっていると、まるで魚みたいなはっきりとしたアタリでこいつがヒット。
(マジで最初は「魚か?」と思った。)

大きくないのでちゃんと量っていないが、800gはあるかな?
本命ではないけど、とりあえずお土産ゲット♪
調子に乗って、次はカワハギ用の胴突き仕鰍ッに虫餌を付けてちょい投げで探ってみる。
すると・・・・
フグ、ベラ、フグ、ベラ、フグフグフグベラベラベラ・・・・・
すぐに挫折した(笑)。

磯周りでは小イワシの群れが悠々と泳ぎ回っている。
何かに追われる気配は全く無い。
こんな海況では、深追いしてもきっとドツボにはまるだけだ。
日も完全に昇り、夏休みの観光客(?)が磯に現れ始めたところで、本日の釣りは終了とした。

地元スーパーで仕入れたサザエ。今日は壺焼きにしてみた♪
この状況、いったいいつまで続くんだろう?
今年の青物は大丈夫なんだろうか?
※ちなみに現在、外房~南房は、内房よりもずっと水温が低いです(房日新聞WEBより引用)。
↓
【29日現在の水温(カッコ内は前日差)】
▽富津=25・3(マイナス0・1)▽館山=20・8(マイナス0・8)▽千倉=20・2(1・4)▽小湊=22・0(1・4)(県水産総合研究センター)
海水浴は、水温に十分気をつけて!
<追記>
今週の戦力補強。

アジが釣れないなら、ダメ元でルアー投げ唐キしかないやん!