「回転寿司で出てこない魚」を釣りたくて、南房夜磯へ出撃した。
黄色い餌屋さんでコマセを仕入れて、ャCントへ向かう。
狙いは夜磯UMA。
午前2時。
貸し切り磯に突入し、仕鰍ｯの準備。
真鯛針をぶち折っていく奴がいると聞いたので、今回はヒラマサ針を使ってみる。
付けエサはこちら。
キビナゴとイカ短冊。
夜磯UMAはおそらくフィッシュイーター。
開始早々、小魚のアタリが頻発するが、「ズドンと一発」はない。
でかい魚が寄ると餌取りが居なくなるという話をよく聞くが、その気配は皆無。
何も事件は起きないまま、時間だけが刻々と過ぎていく。
むむむむ・・・
やばいやばい、もうじき夜が明ける。
このままでは丸坊主だ（汗）。
我慢できなくなった私は、小さな針（チヌ針3号）に結び替え、短く切ったイカ短冊を刺してお土産確保の釣りにシフト。
そうです私は日和見主義者。
するとすぐに、クチブトメジナ35cmがヒット。
さっきから餌をつついていたのは君か？
ごぼう抜きで取り込み、坊主のがれにキープ。
続いて同サイズを一枚追加したが、2枚は要らないのでリリース。
その後、東の空が明るくなるにつれて、釣れるメジナのサイズも足裏以下にダウン。
すっかり戦意喪失し、惰性でコマセを使い切って試合終了（泣）。
後からやってきたフカセ師にャCントを譲り、「（メジナは）釣れたけど（UMAは）ダメでした」と謎の言葉を残して撤収した。
・・・それにしても、私はつくづく餌釣りが下手である。
ルアーも下手だが、餌釣りはさらにド下手。
よく、「ルアーで魚が釣れる気がしない」と仰る方がいるが、私はその逆で、餌で魚が釣れる気があまりしない。
誰しも得手不得手があり、できないことはできない。
それはそれで普通のこと。
ウッチャンもそう言ってる（笑）。
でも、できないからといってやらないのはもったいない。
何かの間違いで大事件が起きることだってあるだろう。
帰路、近所のスーパーに立ち寄り、性懲りもなく付けエサに使えそうな小魚を物色。
フリーザーバッグに小分けして冷凍保存した。
いつかきっと、びっくりするようなUMAを餌釣りで獲ってやるのだ♪（笑）
◇◇◇◇◇
さて、料理編である。
メジナだけでは寂しいので、冷凍庫に保存していたヒラメとイナダのサクを解凍して食材を追加。
ヒラメは昆布締めに。
イナダは細かくたたいて生姜を効かせた「なめろう」に。
上がメジナ、下がヒラメ。
あっさり淡白なメジナと、濃厚な昆布締めヒラメの味のコントラストが、家族にも好評だった。
回転寿司じゃ食べられないよね？
ね？ね？（しつこいｗ）
ちなみにお酒は、頂き物の京姫とかいう銘柄。
感想は・・・
たぶん、自分で買うことは一生ないと思います。(^^;)
