今年はアジの「はずれ」年。
年末近くになってやや持ち直した感はあるものの、それでもやはり今年の海はどこか様子が変だった。
もっとも、そのおかげで今まで狙わなかった新しいターゲットもいくつか開拓することができ、結果的には思い出に残る一年となった。
以下、大雑把ではあるが、今年の釣りを振り返ってみる。
<1~3月>
今年の初釣りは、尺ソイでスタート。
幸先がいいと思ったのもつかの間・・・・

その後は「貧果の花道」まっしぐら。
単発で尺アジは出るものの、数がまとまらない。
この頃から、「ちょっと様子がおかしいぞ」と思っていた。

仕方がないのでサヨリを狙ってみたりもしたが、労力の割には成果が少なくすぐに飽きてしまった。

外房の稚鮎も昨年に引き続き不調。
南房では、私がカゴを投げているすぐ隣でルアーマンが実測90cm超のヒラメを揚げるという「事件」に遭遇したが、管理人には何のドラマも起きなかった。
<4~6月>
例年であれば尺アジフィーバーの情報が入り始めるGW頃になっても、海は沈黙。
気合を入れて出撃しても、せいぜいこの程度の釣果。

モンスター対応のタックルを新調して臨んだ春アオリも、まさかの空振り。
自己記録更新どころか、一杯もモノにできず(泣)。
仕方がないので、ヒラスズキに遊んでもらったり・・・

ちょい投げでキスを狙ったりしてまったりとお茶を濁す日々。

例年6月頃には姿を見せるショゴも、昨年に引き続き不調。
今年はこのままなんの盛り上がりもなく終わってしまうのだろうか・・・・・・(汗)。
<7~9月>
状況が一転したのは7月。
黒潮の接近による高水温が話題になり始めた頃である。
まずは、例年より少し早めのソーダ・フィーバーからスタート。

景気のいい釣れっぷりに少し癒された。
そして、久しぶりのカゴ釣りの外道でなぜか良型カワハギが(笑)。

カゴカワハギ、面白え♪とカゴ釣りを再開すると、なんとカワハギの外道で磯イサキ!

こ、これは・・・・

パターン見つけちゃったかも♪と、少しムキになって毎週通い詰めてみた。
そして、イサキが釣れるのは、アジが居ないせいかもしれないということに気づく。
イサキは元々居たのだが、アジの方が先に餌に食いつくため、今まで釣れなかったのだ。
アジを寄せないようにすれば、イサキは狙って獲れる魚かもしれない。

また、イサキ狙いの外道で40cm級の良型メジナもコンスタントに釣れた。
昔、ウキフカセで必死にになって狙っていたのはいったい何だったんだろう?と可笑しくなってしまった(笑)。
さらに、4号ハリスをひとのしでぶっちぎっていくUMAも登場!
結局正体を見ることは出来なかったが、真夏の夜磯は、気温以上にアツかった。
夜が明けてからは、青物(ショゴ以外)も好調。
朝マズメに軽くジグを投げてみると、毎回50cmクラスのイナダがドスン!

ソーダは夏休みが終わるまで釣れ続き、日によってはシマアジの群れも回ってきた。

いや~、楽しいですなあ~。
やっぱりおいらは、アジ科、サバ科のお魚さんが好き♪
<10~12月>
しかし・・・・
10月以降は、またまた状況が一変。
なぜか週末になるたび悪天候に見舞われ、出撃できない日々が続く。
内房では秋アオリ好調との噂も聞こえてきたが、あえて狙わなかった。
ちなみに、アオリのサイズをアジに例えると概ね以下のとおり。
500g=17cm
1kg=25cm
2kg=32cm
3kg=40cm
早く大きくなあれ♪
ストレス溜まりまくりの中、ある凪ぎ日の夜磯で、この「尺メバル」をGET。

「もしや、これは尺メバルパターンかも♪」と色めきたって翌週再び同じ磯に向かったが、以降毎回シケ続きで同じャCントには二度と入ることが出来なかった(泣)。
その後は、ヒラメ狙いの泳がせでマトウダイが釣れたというギャグみたいな話くらいで・・・

先日の鈴木君を最後に、今年の釣りはあえなく終了!

なんとも尻すぼみな結果となってしまった(汗)。
来年の目標は・・・
もちろん、今年実現できなかった
①尺アジ入れ食い
②ショゴ大漁祭り
③座布団GET
の三点セットじゃ!
あと、アオリの自己記録(2.6kg)更新もね。