最近の天気は恐しく厳しい。
6月に入り衣替えが終わったところで
震えるような寒さ。
ある夜、その寒さで私の咳が止まらなくなった。
時間は零時。
今日はやけに寒いなと感じながらも眠気には勝てず。
羽毛布団を深く被り必死に眠ろうと頑張るのだが。
痰絡みの咳が出始めて。
それでもそのうち止まるだろうと布団を巻き付ける。
夫も寒かったようで「俺、毛布持ってこようか❓」と。
「毛布❓いらない。早く寝かせてください」
私が放った言葉。
身軽な夫はそのうちに一階に布団を取りに行った様子。
私がトイレに行っている間に上下に毛布をセットして
「きっとこれで寝られるよ。」と。
夫が言う通りだった。
暖かい毛布に包まれると
嘘のように咳が止まり、嘘のようによく眠ることが出来た。
ピンチの時にくれる優しさはいつもの何倍もに感じる。
私にくれた優しさのお返しに
今日はシーツを洗おう。