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幸せの青い鳥

誰かが死んだら涙が出る、心の綺麗な人間になりたい。(3月26日)

まほうのつえ

2005-11-29 21:10:10 | 父と私
今日は月に一回のリハビリテーション病院の外来。父と浜松までえんよっと移動。

診察時に担当医師から、1月で言語療法が終了だと言われた。
担当の言語療法士からそう連絡があったとのこと。
確かに、父はもう普通に会話ができるようになっている。
もちろん分からない所も少しはあるが、『時計』と『リモコン』を言い間違えていた去年の今頃に比べれば、本当によくなったと思う。
父の言葉の意味が分からずお互い悲しい思いをすることも、格段に減った。
これからは日常生活の中で、本を読むなどして工夫してリハビリしていきましょう、とのこと。
嬉しいけど、なんか寂しいな。もう学校の宿題見たいなプリントもやらないんだな。

『リハビリは魔法の杖ではない。あなたも知っていますね』

これは、脳外科の先生に言われた言葉である。
リハビリは万能ではない。父の言葉に対して、病院で関われる所はもう終わったのだ。

今日は、父が始めて1本杖で歩いた。
こっそりやっていたらしいが、見たのは初めてである。
父の理学療法は2月からも続く。