昨日の午後、点滴の管が外された。これで自由に寝返りも出来る。私が夫の手足になる必要はなくなり、今日は久し振りに
午後から家でノンビリしている。夫は入院して5日目。診断は【右頭頂葉皮質下出血】症状は【左半側空間無視】リハビリの
専門病院へ移る日も近い。若しかして、そのまま退院、自宅へも。
兎も角、大難を小難に
有り難き幸運に感謝。







私は8年前に【膵臓癌ステージⅢ~Ⅳa】と宣告され、抗癌剤と放射線治療 (5ヶ月間)の後、手術している。
術後36日でやっと退院するも、日常生活もままならぬ半病人。担当医師から勧められた術後の抗癌剤は断った。
これは夫が必死で調べて呉れた知識のお陰で救われたと思っている。先日【近藤誠がん研究所セカンドオピニオン】で
近藤誠医師からは「手術して8年も生きてるのは癌ではなかった証拠」とバッサリ。えっ~、癌もどきだった。
最近、夫は書籍とネット検索で忙しい。癌に付いての知識を広げ、私への最善策を模索するのに追われている。
悪性腫瘍ではなく【癌もどき】言わばニキビの様な物、なら正常細胞まで破壊する抗癌剤や体力を奪う手術など必要ない筈。
悪性の癌なら何をしても助からない【死ぬ】ならば何もせず自然に任せる方が楽で賢明。との説に今では納得、賛同している。
その近藤医師は今回の肝臓癌を転移ではなく原発性、だがC型ウイルスの保菌者なので【本物の癌】だと判断された様だ。
何が正しく何が間違いか、考え方も生き方も人それぞれだし難しい。が、過去は戻らず未来は見えぬ。ウ~ン、今更何を惑う?