カメラを片手に

平等院鳳凰堂の鳳凰

奈良は昨日に続き熱帯夜、東の空は雲の多い『処暑』の朝を迎えました。
暑さが落ち着く時期の意なのですが、8時過ぎには30℃を越え、蒸し暑く、
時折り強い風や雨も降ります。午後8時頃には四国に上陸する台風20号の
影響が出始め、通過後の大雨に注意が必要で、台風一過とはならず、
今後も残暑が厳しいらしい。
6時

この21日(火)に伺った宇治・平等院鳳凰堂の鳳凰を観てみましょう。
まずは古い鳳凰は、鳳翔館で展示され、小学生がお母さんに教えたのは
一万円札にも描かれているよと、見比べていたことを思いだしました。
 

『鳳凰』は、中国の伝説での想像上の瑞鳥。麟・亀・竜とともに四霊(四瑞)で、
前半身が麟、後半身は鹿、頸は蛇、尾は魚、背は亀、頷は燕、嘴は鶏に似る。
羽には孔雀のような五色の紋があり・・・。
聖天子の治政の兆として現れるとされ、雄を「鳳」、雌を「凰」と称するとも。
                       (大辞林Ⅲ版より)
元は「風」をつかさどるのだが、後に南を示す「朱雀」と同一視され、
五行の「火」の属性を示すようになり、「火の鳥」と混同され、手塚治虫さんの
漫画ではヨーロッパのフェニックス、不死鳥として描かれるように・・・。



 

 



 







元は風をつかさどられたことより、
台風をしずませてくれませんでしょうか?

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