カメラを片手に

柳生の石仏巡りⅠ

曇り空の朝、最低気温は7.7℃で昼までは15℃以下と日差しも少なく肌寒い。
最高気温は一時半頃の17.6℃で、ガスファンヒーターを設置してしまった。
、5月初旬まで暖房生活の始まりだ。
      11時、14.2℃、66%

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「ヨメナ・嫁菜」、キク科の多年草、
花言葉は「隠れた美しさ」のように、山野の湿った場所などで見られる。
匍匐する長い地下茎をもち、茎は上部でよく枝分かれする。
葉は卵状長楕円形、やや光沢をもち、縁には鋸歯があり、僅かな毛を見る。
春先の若葉は春菊のような香りをもち、天婦羅、混ぜご飯(ヨメナ飯)、煮浸し
など食用とされる
花は径3cmほどで、舌状花は10~20個あり淡い紫色で、総苞片は3列です。
中央部に黄色の管状花と、周囲を囲む10~20個の淡い紫色の舌状花からなる。
花の色合いや開花時期から別名をゲンペイコギク(源平小菊)、ムキュウギク
(無休菊)ともいわれる。
この花の美しさを新妻に擬えてヨメナと命名され、漢名は「鶏児腸」、古名
を「うはき」あるいは「おはぎ(をはぎ)」という。
      2022.10.26柳生にて

昨日は柳生公民館講座「柳生石仏巡り」に参加し、歩行数は12,000歩だった。
      

柳生公民館(旧柳生藩陣屋屋敷)9:10・・・歯痛地蔵・・・八坂神社・・・9:20
摩利支天山・・・旧柳生藩家老屋敷・・・9:45(十兵衛杉)中宮寺・・・9:55
柳生下塚古墳・・・阿対地蔵10:10・・・柳生古城跡周囲の地蔵・・・11:05
寝仏・・・中村六地蔵・・・疱瘡地蔵11:10・・・11:25柳生公民館

柳生公民館の玄関先では1m程に伸びたシュウメイギクが迎え入れてくれ、
      

北側の旧柳生藩陣屋跡では、紅葉はまだ早いが、柳生石舟斎と十兵衛が

桜の名所で、高台に築かれているのがよく判りますね。


下る途中の自然石に「歯痛地蔵」が刻まれ、地蔵だけ苔が剝がされている。
最近泊まった観光客が”苔を剥がしてほしい”との夢を見たことからというが、
このお地蔵さまにはこんなお話がある。
隣村の庄屋・斎藤甚蔵の財力などを妬み無実の罪をかぶせて処刑される折、「三年の間に柳生を灰にする」と言い残し処刑された。最後の夜に陣屋は灰
となる。(実際1740年に火事で焼失)藩主は恐れてこの地蔵様を刻ませたと。
なお名の由来は、頬が脹れた様子から頬が脹れた様子から歯痛地蔵に。
       

柳生八坂神社は平日ですのでひっそりと。正木坂から分かれる参道が印象的
柳生十兵衛の弟「柳生宗冬」12500石の大名として造営され、石の鳥居も寄進
されたと。
      

こんもりとした岡「摩利支天山」と呼ばれ、飛騨守宗冬がその横の丘に
武道の守り神である摩利支天を祭ったとされるが、今は祠はなく、代わりに
平成19年4月に柳生観光協会が「摩利支天」の石のレリーフを設置された。
そのおり故千葉真一さんもおいでになられたという。
なお摩利支天は陽炎を神格化した女神で、武士の守護神とされている。
      

何故か丘の上のモジジが紅葉していた。   
      

そして足元では「アキノキリンソウ」や「フジバカマ」が咲いていた。
      

東海自然歩道沿いに北へ向かえば、「柳生藩家老・小山田家分家」があり、
現在も住まわれており、きれいな石垣が続く。
      

そしてその北隣には長い石垣が続く小山田家本家の家老屋敷がある。


      
 1841年に尾張国の石工が築いたと刻まれている。
 

更に国道369号を渡り👇十兵衛杉が・・・      👇中宮寺

柳生十兵衛が幕府の命を受け、西国の状況を探る折、先祖の墓に参り植えた
十兵衛杉は20年ほど前に落雷で枯れてしまい、ワイヤーで引っ張られている。
周りにお墓が多数見られ、二代目の十兵衛杉がかなり大きくなっていると。

1638年に柳生藩主柳生宗矩により開基された禅宗寺院「芳徳寺」ができるまで
この地に先祖のお墓と元菩提寺・月吹山 「中宮寺」がある。
柳生雑記には「宗矩公」「宗厳公」「三厳公」「友矩公」と中宮寺が記載に。
      柳生雑記より

左は柳生下町の会所入り口、右側が本堂になり薬師如来がおられるというが、
すりガラスでお会いできませんでした。

境内には弘法大師像を始め、多数の地蔵さんなどがおられた。
観光協会事務局長も桃山時代から江戸時代にかけての石仏(地蔵菩薩、役行者)というが、線彫りなどは、かなり古いものもあるようにお見受けしたが・・・

今日はここまでに。


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