カメラを片手に

信楽「あさみや」さんで牡丹ならぬ猪肉うどんを

今朝の奈良の気温は9.3℃と暖かくなりましが『春眠暁を覚えず』で
”春の夜はまことに眠り心地がいいので、朝が来たことにも気付かず、
つい寝過ごしてしまう”状態で連れ合いに起こされてしまった。
9時

この言葉、大辞林(第三版)等によると
孟浩然(もうこうねん689-740年)盛唐四大家の一人で、五行詩が多い自然詩人の
春暁」に「春眠不レ覚レ暁処々聞二啼鳥一」から。

新元号『令和』の引用元は万葉集、国書からと発表されたが、
早速、中国古書から張衡(78-139)が著した「帰田賦」
『於是仲春月 時気清』からの孫引きと
また王羲之「蘭亭序」(353年)や昭明太子の詩文集「文選」(501ー531年)も

良い言葉は時をまたいで使われますから、中華文化の優秀さですものね。

そういえば中国原産の花「牡丹(ボタン)」が昨日訪れた「MMIHO MUSEUM」の
レセプションホールの前で咲きほこっていました。


5月ごろに白・紅・紫・黄色などの大形の花を咲かせるのに・・・
通常花びらは5~8枚、でも重弁や二段咲きなどさまざまな園芸品種があり、
花の王とよばれ、二十日草(はつかぐさ)・深見草(ふかみぐさ)・
名取草(なとりぐさ)や「ぼうたん」などとも。
中国では「李白」の「清平調詞」其の二に楊貴妃の美しさを牡丹になぞらえ
「一枝濃豔露凝香、雲雨巫山枉斷腸。借問漢宮誰得似、可憐飛燕倚新妝。」

MMIHO MUSEUM内で昼食をと思っていたが・・・時すでに遅く満席!
帰路にジビエの幟で停車した「お食事処 あさみや」さん、鹿肉、猪肉・・
「牡丹鍋」もされており、団体さんが美味しかったと言って帰られたが、
頂いたのは「猪肉うどん」1300円、臭みもなく、硬さは薄切りですので
堅くなく、出汁が効き、猪肉も手打ちうどんも多めで美味しく頂いた。


実は、猟師歴40年以上のオーナーが良品の野生猪肉だけを吟味し、自信を
持って提供しているぼたん鍋専門店「ぼたん鍋 あさみや」の支店でした。

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