シルバーリング

作ったパンやお菓子と共に娘たちのこと
愛犬のこと、時には職場の愚痴なども・・・

深紅と四十九日のレシピ

2012-06-09 | つぶやき,愚痴など

おひさしぶりです。
最近いつもこの出だしですね


今日は、本のお話を少し。
始めてかもしれませんね~

実は私、毎日、すこ~しずつですが、本は読んでいます。
いつも、バッグの中には、単行本を入れてます。

歯医者の待ち時間や、娘の迎えに行った待ち時間なんかに
ちびちび読んだり、ベッドに入ってからとか、
最近は、半身浴中にも読んだりしてます。

あんまり面白くない本だと、長い間、進まず、いつまでも
バッグに入れっぱなしになるし、
先が読みたくてしょうがなくなる本は、睡眠時間を削ってまで
読破してしまいます。

娘も、学校で、毎朝、1時限目前に読書の時間が、20分ほどでしょうか
あるらしく、結構、本を読みます。

ですので、定期的に一緒に本屋に行きます。

それで、私も、つい、まだ読んでない本があるのも関わらず、
本を買ってしまいます。
買う量に、読むスピードがついていけないことが多いのですが、
この画像の2つの本は、どちらも、最近私が短時間で
一機読みしたものです。


野沢尚さんは、以前に「リミット」を読みました。

安田成美さん主演でドラマになってて、このドラマが衝撃的で~
それで、原作にも興味が沸き、読みました。

今回、本屋で、野沢さんの本を見つけ、「あ、リミットの人だ~」と
「深紅」を手に取ると、衝撃的なあらすじで、
こわごわ、でもきっとおもしろいに違いないと思い買ってしまいました。

やはり、内容はとっても重いものでしたが、
途中で読むのを止められなくなり、続きが気になって真夜中まで読みました。
やっぱりこの方の本はすごいです。
ずっしり心に残る本でした。

この方、脚本家としてデビューされた方で、なので手がけた作品を見ると
昔に私が見てたドラマの題名がたくさんありました。

昔のドラマは、今のドラマより何倍もおもしろかった。
と常々思っていましたが、今も印象に残ってるドラマが、
この方の脚本だったものが多くあり納得です。


そして、もうひとつが、「四十九日のレシピ」
「深紅」の重い本の後だったので、この本の優しさが
とても心地良かったです。

私、この本のプロローグでいきなり泣きました
その後も、始終泣きっぱなし、そして最後は号泣です。

2人の娘を持つ母として、結婚20年の妻として、
年老いた両親が居て、舅、姑のこと・・・
いろんなことが、私が泣くツボなんでしょうか~

中学生の娘が読んでも泣かないのかしら??
今度、娘も読むそうなのでそこは検証したいと思います

読んだ後は、優しいさわやかな気持ちが心に広がリました。
これ、去年NHKでドラマになってたんですね~
見たかったな~
再放送とかないのかしら・・・?


この伊吹有喜さんという作家さんを知らなかったのですが、
三重県出身だったのですね。
同県の方と思うとより一層うれしい気持ちになりました。


そしてこの本の後、今度はまた野沢尚さんの「破線のマリス」を読んでます。
今度は重厚なお話を。

その後は、またまた伊吹さんの「風待ちのひと」を読もうと思っています。

なんだか、甘いケーキの後に、ポテチ、その後は、チョコ、そしておせんべいみたいな~
魔のスパイラルです


本って、ほんとう、すばらしいですね~
ある意味、映画よりすごいです。
映像ではなく、文字だけで読む人がそれぞれに、情景を想い描けるんですもの。
妄想は自由自在ですもの。

読む人によって、主人公の顔もイメージも違うんですもの。

だから映画化やドラマ化になった時、共感したり、
「え~!イメージ違うわぁ~」とかね。
それはそれで、楽しいですよね。
これからも、チビチビと読み続けていきたいと思います。