関西散財パート2でございます。
こちらは奈良県橿原市にあるYosemiteというお店で購入した、
中森商店のアイガーエイス、チロリアンシューズです。
チロリアンはミカエルを買ったばかりなのでは?というツッコミもあるかと思いますが、そっとして下さい。笑
中森商店は1947年創業で奈良県唯一の手製・登山靴専門メーカー。
現在は80歳近い職人さんが一人で黙々と作っているそうです。
ステッチダウン製法を採用していますが、なかなか荒々しい作りです。でもこれがこの靴の魅力かもしれません。老眼で機械縫いをかけるのも苦労があるようです。大目にみましょう。
上から見るとよくわかりますが、かぶせモカが左右非対称です。笑
奈良で作っているから"ナラブーツ"とも言うとか言わないとか。
ヒールカップ。釘の跡がありますね。
ソールはビブラムソール。かなり堅牢そう。
こんな所にサイズ表記が。25cmです。どこを見てもワイルドな仕上がり。
モカもこの荒々しさだぜw
ちなみにアッパーは国産のカウレザー。作りと革がよくマッチしていると思います。
ミカエルと違い外ハトメになっております。ブラウンカラーだと丸型でなく六角でしたが、それはそれでカッコ良かったです。ただ在庫がなくて変えただけらしいですが。
履き口だけブラウンの革が巻いてあります。
インソックには何のロゴもありません。
履き口には見ての通りクッションがあり、足あたりが優しくなっています。
アイガーエイスの靴を買うと付いてくるシューホーン。シューホーンにしてはかなり柔らかい革ですが使えました。
チロリアンにTakafumi Araiのキルトはよく合います。ただシューレースが太いのでキルトに負担がかかりそうな気がしています。
箱はただの白い箱。充分ですけどね。
お値段ですが21,384円とかなり抑えられております!これとは別にトレッキングブーツもありますが、こちらもなかなか。ただし本格的な登山靴でタウンユースにはあまり向いていないそうです。
事実このチロリアンですらかなり硬いです!何回か履いておりますが、返りなど皆無。ミカエルがいかに履きやすいか、よく分かります。
ウィズもかなり広いです、実はつま先若干当たってます、ホントに若干。でもウィズは緩いのでどうなることやらです。日本でYosemiteでしか売っていませんのでお店に行ける方は良いのですが、通販だとかなり高いハードルがあると思います。
履くとこんな感じでございます↓
2枚目、3枚目がナラブーツのアップになっています!
Paraboot MICHAELを購入しました。これもやはり昨年の11月です。
40足以上も革靴は持っていますが、チロリアンは初めて。色はカフェにしました。
似たモデルでMorzine(モジーン)というのもありますよね。実はモジーンの方が元祖なんだそうです。MICHAELはパラブーツ社の三代目社長の名で、その生誕記念としてモジーンが作られ、その後、ミカエルが誕生したそうなんです。
モジーンはカカトからフマズに向けてのステッチが3本ありますが、ミカエルは写真の通り1本のみです。モカ縫いもモジーンは手縫い、ミカエルは機械縫いという違いがあります。木型も違うらしいです。そういやパラブーツって木型の名称とか聞かないですよね。
ヒールカップ。浅そうですが、履き始めに右足の踵がやられました。
ウェルトのギザギザもかなり特徴ありますが、目付けとは違うギザギザ。
コレの名称なんて言うんでしょうね。
MARCHE II SOLE(マルシェIIソール)
パラブーツのラバーソールはクッション性に富んでとても履きやすいですね。
Parabootの下、Cousu Norvegien Made in Franceの字体が変わってますね。
ブランドロゴが変わっていないのは良かったのですが、ジョンロブのように味気ないフォントが流行っているのでしょうか?細かいことだけど何だか残念。
サイズは39です。
私の場合、革靴は24.5~25cm程度であることが多く、USで6.5~7、UKで6~6.5、FRで40前後であることが多いのですが、これは39。単純換算で24cm程度ですのでミカエルはかなり大きい作りだと思います。しかも39というサイズはなかなか扱っている所が少ないんですよね。ネットだと40~とか41~が多いですよね。もっと小さいサイズも扱って欲しいところ。
かぶせモカですが、結構雑ね。笑
モジーンはここが手縫いでピッチがかなり広く縫われています。
糸が若干出ていますが、これもアジです。笑
Takafumi Araiのキルトもベストマッチング!
定価は70,200円ですが、割引を受けられる立場でしたので50,000円ちょっとで新品を購入することが出来ました。これも含めて年末はかなり散財してしまいましたので、今年は断捨離しないといけないかもしれません。
RESOLUTE711を買いました。11月に。笑
しばらくは秋ごろに買ったモノが連投されます。
すいません、サボり過ぎました。
711はリーバイスのXXモデルをモチーフにしたやや太めのストレート。
太めといってもスッキリまとまったシルエットですので野暮ったさは全くありません。
710と712ばかり穿いていた私は、最初太いなという印象はありましたが、穿き始めてすぐに無くなりました。太さを懸念される方もいるかと思いますが、慣れもありますよ。
RESOLUTEはバックポケットが大き目なのが良いですね。
711のパッチは紙ではなく革ですが、僕は洗濯の度にデリケートクリームを塗り込んでビーフジャーキーにならないようにしたいと思っています。どんなエイジングを見せるか楽しみです。
ポケットの縫い方が特徴的です。ポケットの外側までステッチが出ていますが、1950年代のXXモデルを模したんでしょうか。
レングスは711の場合、32インチか36インチの2つしかないので、リゾルト初の裾上げをしました。ただ使用している糸は全く同じものだそうで、かなり自然に仕上がっています。
デニム生地は13.13オンス。710が13.75オンスとわずかに軽い生地を使っていますが、数字以上に軽さを実感できます。夏場に穿き易いといわれるのも納得です。
穿くとこのような感じ。↓
ボリュームあるアイテムとの相性が良く冬物とはマッチしやすいと思います。
昨年の9月に買ったモノですが、Blogの更新が全然追っついていませんでした。すいません。
そんなことしてたら年が明けてました。
明けましておめでとうございます。
今年も変わらずマイペースで、ムラのある更新ですが、よろしくお願いします
ということで、9月に買ったZABOUオリジナル"ダブルツリー"のベイカーパンツです。ダブルツリーはファティーグトラウザーを持っていますが、デザインは同じものです。
ファティーグトラウザーは股上が浅く少し窮屈に感じることがありますが、昨年あたりからどちらのモデルも若干股上を深くしたそうです。履くと楽に感じます。
ボタンフライを採用。
慣れればどうってことないですが、最初は面倒ですね。
パッカリング。
モールスキンという起毛素材で秋冬にはピッタリな生地です。
細身ではありますが、その名の通りストレッチが効いてますのでノンストレスです。
穿くとこんな感じ↓