ばななワールド大好きです
自分の普通の生活とは、かけ離れた設定のお話ばかりだけれど、
だからこそ、主人公の気持ちに引き込まれていく
それに、必ず物語のどこかに、きらりんと光る言葉がある
そんな言葉を見つけるたびに、その物語が好きになる
先月から2年越しで読んだ、この「High and dry(はつ恋)」は
そんなきらりんと光る言葉が、宝石箱のようにちりばめられたお話だった
ばななちゃんのお話は、いつもずっと“せつなさ”がベースになっているけれど、
「私にはめずらしく、とても幸せな小説を書きました」とご本人が帯でコメントされているように、
その向こう側に見え隠れする“せつなさ”がありながらも、
幸せがいっぱい感じられ、希望に満ちあふれていた
それはそうだよね、14歳の女の子が初めて恋をするお話なんだから
でも、なんて大人な14歳なんだろう?って思った
自分のまわりの人たちと、きちんと向き合って、理解して、いい関係をつくっていく
あたしなんて今になっても、こんな大人ぢゃないよぉ
「この冬は、1回しかないから、あまりたくさん気持ちを移しかえてしゃべりたくない、そういう気持ちだった。
しゃべるとどんどん消えてしまうものと、増えていくものがある気がする。」
「このふたりに好かれている感じがする…私はちょっとどきどきした。きっと同じ言葉をしゃべれる人だと、ふたりは思ってくれたんだ」
「私はいつまでだって、こういう小さい奇跡を探し続けていくんだから、と思ったのだ。それが私の戦い、それこそが私の人生なのだからと。」
もっとたくさんあるけれど、あたしに響いてきた宝物の言葉たちです
そして、この本は、イラストが何とも言えず、明るくてかわいい
中のページはもちろん、本体の表紙も、カバーも、カバーの裏も、表紙をまくったところのカバーも…!
いずれ文庫化されるのでしょうが、この本はハードカバーがゼッタイおすすめです
自分の普通の生活とは、かけ離れた設定のお話ばかりだけれど、
だからこそ、主人公の気持ちに引き込まれていく
それに、必ず物語のどこかに、きらりんと光る言葉がある
そんな言葉を見つけるたびに、その物語が好きになる
先月から2年越しで読んだ、この「High and dry(はつ恋)」は
そんなきらりんと光る言葉が、宝石箱のようにちりばめられたお話だった
ばななちゃんのお話は、いつもずっと“せつなさ”がベースになっているけれど、
「私にはめずらしく、とても幸せな小説を書きました」とご本人が帯でコメントされているように、
その向こう側に見え隠れする“せつなさ”がありながらも、
幸せがいっぱい感じられ、希望に満ちあふれていた
それはそうだよね、14歳の女の子が初めて恋をするお話なんだから
でも、なんて大人な14歳なんだろう?って思った
自分のまわりの人たちと、きちんと向き合って、理解して、いい関係をつくっていく
あたしなんて今になっても、こんな大人ぢゃないよぉ
「この冬は、1回しかないから、あまりたくさん気持ちを移しかえてしゃべりたくない、そういう気持ちだった。
しゃべるとどんどん消えてしまうものと、増えていくものがある気がする。」
「このふたりに好かれている感じがする…私はちょっとどきどきした。きっと同じ言葉をしゃべれる人だと、ふたりは思ってくれたんだ」
「私はいつまでだって、こういう小さい奇跡を探し続けていくんだから、と思ったのだ。それが私の戦い、それこそが私の人生なのだからと。」
もっとたくさんあるけれど、あたしに響いてきた宝物の言葉たちです
そして、この本は、イラストが何とも言えず、明るくてかわいい
中のページはもちろん、本体の表紙も、カバーも、カバーの裏も、表紙をまくったところのカバーも…!
いずれ文庫化されるのでしょうが、この本はハードカバーがゼッタイおすすめです