10月16日
騙された図形の透過率について
オートシェイプの機能の中に透過率を利用するコマンドがあります。
私が10年以上も騙されてしまったコマンドを説明します。
参考図の中央の青丸に星を一つ最背面の図形があります。(左・原稿)
この青の色をグラデーションで透過率を使って描いてみました。(右上)
また。この青を単色で透過率を使って描いてみました。(右下)
画面上は右側の上図も下図も同様に透過率で後ろに隠れた星が見えます。
が、これを印刷するとどうなるでしょうか?
印刷のプレヴューの時点で右上図は透過率が有効になっていません。
実際、印刷するとこれを同じものが印刷されます。
私が騙されたのは同じ機能だと信じていたからなのです。
実際、塗りつぶし効果のイラストは印刷すると透過率が有効ではありませんでした。
しかし、もう一つの単色での透過率も同じだと思い込んでいました。
2年ほど前にその指摘があり実際この実験の結果単色での透過率は有効でした。
思い込んでしまったために10年もこの機能が使えなかったのです。
他にも似たようなことがあるかも知れませんね。