うめこのおへや

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「こなもん屋うま子」

2013年09月08日 22時08分23秒 | ホン
本の紹介♪



「こなもん屋うま子」田中啓文


大阪のとある場所にあらわれた「コナモン」ならなんでもあるお店。
そこの店主は「蘇我家馬子」。そしてそこで働く少女は「イルカ」と呼ばれる。
汚いお店、口の悪い店主。なんの変哲もない料理を食べてみると、びっくりするほどおいしい!
そこに行くお客さんはそれぞれに何らかの悩みを抱えていて、だけどその店主が不思議にそれを解決してくれる。
しかしそれが解決したら、そのお店はどこを探してもなくなってしまう。


そんなお話です。1話完結で、お店と馬子とイルカが共通しているだけでお客さんは毎回違います。
なので短編っぽいかも。
コナモンはお好み焼き、うどん、ピザ、ラーメンなどなど。
なんのこだわりもないのにおいしいっていうのを読んでいたら食べたくなるなぁ。

ほどよく軽くて、でもなんだか深くて意外と読みごたえがありました。
大阪にはこういう店、本当にありそうな気になってくるなぁ。馬子も本当にいそうな豪快なおばちゃんで、
楽しかったなぁ。


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