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「バイバイ、ブラックバード」伊坂幸太郎
星野という主人公の男はあるバスにのせられてあるところにつれていかれる。
そこは人間とはいえないような世界らしい。
そこに行く前の願いが、交際している5人の女性に別れを告げにいくこと。
監視している巨大な女とともに女性たちにひとりずつ会い、「この女と結婚するから別れてほしい」と話す。
それが5章にわかれてかかれていて、最後に1章まとめがある という形式のお話。
まさに伊坂幸太郎ってかんじです。
ミステリーってほどでもないけどなんとなく「どこかにつれていかれてひどいめにあうんだ」っていう
ちょっとミステリーな要素があったりするところも。
どちらかというとラストの展開よりもそれまでの過程を楽しむお話かな、と。
ラストは人にもよると思うけど、私はあんまり好きではなくて。
でも5人の女性の性格とか別れ話への反応とかがおもしろくて。
5つの話にわかれているけど書き方とか展開とかがつながっているかんじが楽しかったです。
わりとさらっと読めるお話でした。
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