
さっき屁ぇこいたんだけど、
音階が上がり気味で疑問形だったよ。(馬鹿)
氏だ岡です。
こんにちは。
前回までのあらすじ
横着せずに前回を読もう。
懐かしのアイツ等に祝福を!
そして可愛い娘をゲットしよう!(最低)
そんな欲望に満ち溢れた決意を胸に、会場に到着しました。
「おぉ、店長!こっちこっち!」
4~50人はいるであろう人ごみの一角に、当時のバイトたちが勢ぞろい。
居酒屋時代のお客さんもチラホラいて、
タイムスリップでもしたような感覚に陥りました。
ひょっとしたら怪我も治ってるんじゃないかと
錯覚するほどのタイムスリップっぷりでしたよ。
新郎の職場の上司やら、半分以上がスーツを着ていて、
僕の選択が間違ってなかったことを証明することが出来ました。
中にはスーツじゃないけど正装っぽくアレンジしてる洒落たヤツもいまして、
急に殺意が芽生えたりもしたんですけど、
居酒屋時代のお客さんなんて作業服で来てましたので、
どうにか心の平静を保つことが出来ました。(馬鹿)
そんなことはどうでもいいんです。
問題は女性陣ですよ。
言い換えるならば『僕の嫁候補』とでも言いましょうか。
男どもの服装チェックなんてやってる場合じゃありません。
一体僕が何の目的で出席してると思ってるんですか。
いやいや違います。祝福に来たんですよ。
そんなこと分かってるんです。
たださ、僕としては祝うばっかじゃなく、こう、なんて言うか、
ご褒美的なモンが欲しいじゃないですか。
これだけ華やかにドレスアップした女の子たちがいるんですから、
中には『松葉杖フェチ』なんて特殊な趣味の女の子がいるかも知れません。
可能性は無限大です。(病気)
まぁ元バイトの娘たちはなかなかにカワイコちゃん揃いなんですけど、
さすがに上司だった僕が狙うのはいかがなものかと思うじゃないですか。
いくらフェロモン全開の女の子になってるからって、
恋愛感情なんか一切持てないっすよ。
例え素っ裸で「店長抱いて☆」とか言われても断ります。(一部ウソ)
とは言うものの、元バイト以外の娘たちに声をかけるには、
ちょっとした勇気が必要です。
まぁ僕が多少人見知りってのもあるんですけど、
そんなに可愛い娘がいないんですよね。
いやいやそれなりにドレスアップしてますし、みんな充分に可愛いですよ。
僕だって人様に褒められるような外見をしてるワケじゃないですから、
そんな人を外見で判断するような失礼なことは言いませんよ。
夜は墓場で運動会みたいな女の子ばっかりってだけのことです。(失礼)
僕としては女性ゲットを夢見て参加しているワケですから、
「話が違うじゃないか!」と怒鳴り散らしたところで、
何の負い目を感じることは無いのですけど、
ほら、そこは僕も大人じゃないですか。
嫌なこともグッとこらえて、クールな対応するのが大人ってモンです。
まぁ他にやることもないし、新郎新婦に挨拶でもしてこようと思いましてね。
グラスを片手に
「おいおいお前ら、店長を差し置いて結婚するとは何事だ!」
みたいな冗談交じりで話しかけたんですけど、
新婦が高校時代の同級生たちと話に夢中だったせいか、
「うるせぇ!」とか怒鳴られちゃいましたよ。
意味が、分から、ない。
仮にも僕は元店長ですよ?
そりゃ頼りない店長だったかも知れませんが、
安い時給でバンバン働かせる店長だったかも知れませんが、
たまにセクハラ発言もする店長だったかも知れませんが、
・ ・ ・ ・ ・ ・
怒鳴られて当然ですね。(馬鹿)
まぁともかく挨拶も済んだので、席に戻って酒でも飲もうと思ったワケです。
割と高い会費も払ってますし、残った楽しみと言ったら
定番のビンゴゲームか酒しかありませんし、
僕はこういった席でのビンゴゲームで賞品をゲットできたことが無いですから、
もう酒でも飲まなきゃやってられないワケですよ。
そう思って席に戻ろうと振り返った時、
僕の後ろに立っていた女性と肩がぶつかりました。
「キャッ☆」
短い叫び声の主を、
僕は「すいません」と謝ることも忘れて見続けていました。
その女性と目が合った瞬間、
僕の身体に『ビビビッ!』と電気が走ったからです。
特に可愛かったワケでも、キレイにドレスアップしてたワケでもないんです。
どちらかと言えばラフな服装で、好みのタイプってワケでもなかったんですが、
なぜかビリビリと感じるものがあったんですよ。

不思議そうな顔をして僕を見る彼女に、
やっとの思いで「すいません!」と声をかけ、席に戻りました。
初恋以来のこの感覚に戸惑いながら、遠目から彼女を見て、
僕と同じようなセーターを着ていることに気づいて、やっと分かりました。
あぁ、静電気かと。(馬鹿)

※僕って意外と恋愛体質だねッ☆(馬鹿)
