F1 イタリアGP モントーヤ優勝！しかしライコネンは・・・

10番グリッド降格のチームメイトを尻目にPPからスタートのモントーヤが優勝をもぎ取りました。最後は左リアタイヤのトレッドが剥離してあぶなかったけど、なんとか1位を死守してゴール。


結果的にはアロンソがさらに3ポイント差をつけて、その差が27ポイントへ。
コンストラクターではわずかにマクラーレンが1ポイント詰めて8ポイント差に。
そして気がつけばフェラーリにあと8ポイント差とトヨタが頑張ってますね。
このままの調子ならば逆転するのは時間の問題かも。

ライコネンは本当についてなかったな。スタートではジャンプアップできずで、しばらくじっと我慢での走行までは立派でした。そのあとも不運が付きまとうとは予想だにしてなかったことですね。

むしろ軽くしてライバルよりも若干速いペースで走れるようにして、同一ピットストップを敢行して、2回目のピットストップで逆転を狙うのだろうと予測してたのですが、まさか1回ピットストップとは考えていなかったな。
でも作戦としてはありだと思います、ですがかなり序盤が苦しい状況になったのは否めないところ。
タイヤ交換がなければ23秒程度は削れていたはずなので、優勝もありえたでしょう。むしろ自身のミスでスピンしての22.7秒差はすごい速さだったということがいえます。
なんでも最高速が370kmを記録したとかでコースレコードになったようだし。
近年のF1はこんなにも進化したんですな。来年からは2.4LV8エンジンとなりますが、3-5年でまた技術が追いついてしまうのかもしれない。

琢磨は・・・残念な結果に終わりました。
バトンはこんな状況でもポイントを獲得してます。非常に厳しくなりましたが、希望はまだ捨てないで欲しい。

しかしハイドフェルドが出走しなかったのはなぜなんだろう・・・頭痛という理由らしいが本当は・・・来季のシート調整という説があるのだろうか。
ブラジルでも走ることがあれば、ひょっとしたらひょっとしますね。

次は個人的には天王山と位置づけているベルギーGPです。
スパ-フランコルシャンは山間部に作られた、非常にアップダウンの厳しいサーキットで、本当の意味でマシンとドライバーが試される素晴らしいコース。
ここで勝ったものがシリーズを制するといっても過言ではないと思っています。
ここでマクラーレンが1-2を決めるようなことがあればまだまだシリーズはわからなくなると予想してます。
逆にアロンソが勝つことがあれば今季のチャンピオンはほぼ決まってしまうと思う。

ベルギーGP決勝は9/11（日）です。