今回はウェットでのスタートだったため、1コーナーでの駆引きがいくつか見られたのと
セーフティーカーが出たため再スタートでの争いも見れた。
またタイヤ交換の判断やタイミングでレース展開がいろいろと変化があって面白かったと思う。
正直バトンの交換タイミングはややギャンブルだなと感じたけど結果オーライになったのでこれはこれで戦略としては成功といえるのかもしれない。
要するにタイヤパフォーマンスによるレース展開が鍵を握るというのが今シーズンの特徴ということかな。
ハミルトンはチームの戦略に不満を漏らしていたが、チームがもっと状況を伝えていれば彼自身バトンのように判断していたかもしれないね。
レース中彼は今回かなりいいパフォーマンスを見せていたのだから。
今後チーム側はもっとフレキシブルな戦略ができるよう見直す必要があるのかもしれない。
あとアロンソのパフォーマンスも良かったね。
フェラーリのマシンアドバンテージもあるんだろうけどもあれだけの追い上げを見せて結果4位なのだから素晴らしいと思う。
レース中アロンソはハミルトンに追われていた時に、チーム側から3.5秒差だと知らされて、「それは知りたい情報じゃないよ！」と言っていたのが笑えたけど。
それ以外に目を向けるとすると今回クビサがいいレースをしたなと。
思った以上にルノーの仕上がりが良いのかなと感じた。
冬のテストで感じたのはザウバーよりも悪いかなと思ったのだが、ダウンフォースもしっかりつけていてあれだけのパフォーマンスなのだから、今後各チームが新たにマークしなければいけないのかな。
BIG4の結果を見るとレッドブルを除いてはほぼ実力どおりの展開なのかな。
レッドブルはヴェッテルがトラブルに遭ってしまい、ウェバーは彼らしい展開で結果があまりおもわしくない。まぁウェバーは大胆で速いのだけれどここ一番というときにミスをしてしまうのでそこをもう少し冷静に我慢できれば結果がもっと付いてくるのになと思う。
予想のほうだが開幕前のものだけれどマクラーレン1-2、フェラーリ3-4でウェバーは母国だけど5位止まりとしていたが…。
ヴェッテルがリタイアというのだけは当たったが、あとは散々な感じ。
カムイが予期せぬトラブルだったので、これがなければと思うがこれはもう終わったことなので次に期待しよう。
