F1 ヨーロッパGP 土壇場でアロンソが逆転V

いや～～～、なんといってもファイナルラップが凄かった。あんな形でライコネンがコースアウトするなんて誰も予想できないですね。


まずは結果を見て、なんとアロンソが優勝で10ポイント加算。ライコネンはまさかの最終ラップのアクシデントで0ポイント。その差は32ポイントに広がりました。
あのままトラブルがゴールするまで持ってくれたら、その差は20ポイントになっていたんですよね。
これは凄く痛いですね。あの瞬間まではトップだったんですから。

レースを回想するとスタート直後の1コーナーのアクシデントによって各ドライバーの戦略が狂ってしまいましたね。
ウェバーは突っ込みすぎでしたね。モントーヤはあれがなければ表彰台に乗れたかな。
トゥルーリはペナルティがなければ・・・
ラルフは避けきれなかったみたいだし、後方集団も乱れちゃいましたね。

ピット作戦が意外だったけれど、マクラーレンが2ストップでいくとは思わなかったな。
燃料を積んでる状態でも安定して速いということは、今後まだまだ選手権はわかりませんね。
フェラーリはレースになると安定してますね。一発の速さがないということは、予選でいい位置につけないことになるので、今後も難しいですね。

ウィリアムズはなかなか調子が上向いてきましたね。レース終盤でも安定しているみたいだし。
ルノーはモナコではパッケージが上手くいかなかったようだけど、今回はいい感じでしたね。

そして悪夢ともいえるファイナルラップでは・・・

ライコネンの右フロントが壊れてしまいました。あれだけのバイブレーションの中、サスペンションは持ちこたえられなかったんですね。それにしても見事なまでに壊れてます。


そしてコースアウトしてグラベルでなんとか止まったシーンです。軽くタイヤバリアに当たっただけで助かりましたね。タイヤがライコネンにヒットしなくて本当に良かった。

1秒台まで追い上げてきたアロンソはこれに巻き込まれずに、ファイナルラップへ。
そしてアロンソは無事にゴールして4勝目です。
こういった勝ち方を覚えてしまうと、今シーズンはかなり手強いですね。
フェラーリやマクラーレンが相当頑張らないとこのまま独走を許してしまいそう。

次は6/12（日）のカナダGPです。
ヴィルヌーブの地元GPになりますね。頑張ってもらいたいです。