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なも菓~せんべい屋おかみの独り言

営業のお知らせもしております。名古屋弁の「なも」&猫型煎餅の「ウ・みゃあーニャアー」が名物。 一緒におしゃべりしよまい!

認知症サポーター養成講座

2014年05月13日 | 介護について 想うこと・・

なも菓 本日 5月13日 (火) 8:30~18:00の 通常営業です

 

昨日は  今池の まちかど保健室で 

(一般財団法人 名古屋市療養サービス事業団 在宅療養介護相談室)

   <認知症サポーター養成講座> を受けてきました

 

最近も 認知症の 徘徊で  行方不明なっていた奥さんが

NHKの番組がきっかけで 施設にいることがわかり 

7年ぶりに再会できた ということでしたが・・

 

私の父も 脳梗塞後 認知症になり

その対応の厳しさ・・ 徘徊・・ 心の持ち方・・

周囲の方々の助けがあったからこそ やってこれたこと・・

そして いつまた 自分にも 訪れるかもしれない認知症・・ 

たまたま こういう 講座が開かれていることを知り

私自身の体験も含めて サポーターとしての知識を

学びたいと思い 参加してきました

 

介護という感覚でなく 支援という捉え方

さりげなく その方の尊厳を守る

本人のやり場のない想いを どう共有するのか

自尊心を傷つけない

さりげなく・・・ ゆっくり・・ 話しかける対応

 

今は 学校や 企業・・

いろいろな所でも 講座が開かれているようで

知識として知り 支援していく体制が広がっているようです

 

   あたたかい やさしい 街・・

          広がっていくといいですね・・

 

 

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認知症ケア <ユマニチュード>

2014年05月12日 | 介護について 想うこと・・

なも菓 本日 5月12日(月) 通常営業 8:30~18:00 営業です

 

昨日は 母の日・・ 

   いががお過ごしでしたか?

 

土曜日のニュース 報道特集で

フランスで生まれた  <認知症ケア ユマニチュード> についてを 拝見   

 

人間関係の絆を つくる

 見る ・話す・ 触れるの 3つの基本動作

     優しさを伝える技術  を紹介していた・・

 

この技術を使うことによって  介護に 朗報 ・・

 かたくなになっている心を ときほぐすことにより

 立って歩くまでになれたことを  伝えていた

 

認知症のひとに限らず 

自分の存在を 認めてもらっている と 感じることは  

根底的に 大切な部分 無条件に 受け入れてもらう 安心感 と 信頼

そこから 希望が 生まれ 力がわきあがってきますよね・・

 

番組の中で 

拘束帯・・ 拘束をしない 

動くことは生きること   恐怖感をもたせない 

手をつかんだりすることは 愛していない を伝えてしまうこと

と 伝えていましたが・・

 私は 脳梗塞で倒れて  認知症になった父 

すべり症の手術後 低酸素脳症になり 気管支切開をとってしまいそうになる母に 

拘束帯を 付けざるをえなかった 悲しい記憶がよみがえる・・

両親も きっと 孤独感や 恐怖感を感じていたのだろうな・・ 

 

人間としての根源 

優しいまなざし・・ 優しい接触・・ 優しい笑顔・・

優しさを感情に訴える

この ユニチュードには 150の技術があると いうことだったが

人として  心の扉を開くのに 大切な技術なのでしょう・・

 

子育ても 含めて どの 人間関係にも 大切なことだな・・と

父や母のことを回想しながら・・    涙がでてきた・・

 

 

人間の尊厳を回復させていく・・

「病気になる前 すごい 仕事をされてきたんですよね・・」と あたたかい言葉がけに 

介護される方の 表情が ぱっと 明るく変化・・・

とびきりの 笑顔で 明るく接する介護者の表情・・ 

やさしく 手に触れる在り方・・

背中をさすりながらの やさしい 対応・・

  心の扉が 開き始め 意欲がわき始める・・

 

この 対応が ほんと なかなか できそうで できない・・  

心を整えることの むずかしさが ある・・    奥が深いですね・・

 

 もうすでに 心の持ち方で 明るい介護・・

 この技術を自然になさっておられる方々も おられるでしょうが・・   

    明るい介護で いい関係が築かれ 心身元気をとりもどせるといいですね   

 

  

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ドラマ~アルツハイマー・認知症について

2012年07月12日 | 介護について 想うこと・・

火曜日 NHK の<はつ恋>見ました

ものすごく リアルに感情が描かれていた

もう 今度が最終回なのですね・・・

ストーリーのまとめるあり方はあるのだろうけど

その過程の感情の整理・・ 白熱する演技・・

大人のドラマですね・・

 

日曜日<ビューティフルレイン>も 見ました

私は亡き父が 脳梗塞~認知症の診断が下るまでアルツハイマーとも

いわれていたので 結局 どちらだったのかよくわからなかったが・・ 

認知症であることには変わりない

父自身は どう感じていたのだろう・・ という気持ちが重なる・・

 

このドラマのように 若年性で 今現在理解できている自分~これからのことを考えたら

閉塞感・・ やはり とても冷静ではいられない・・・

それでも そのことを受け入れ 生きていかねば・・

ねばならない・・と考えることはおかしいのかもしれない

薄れていく記憶 だとしても・・

その瞬間 感じることを大切に していくことなのかもしれない・・

まだ 幼い子供の子供らしい気持ち 大人としての気持ち

わかりあうのは・・そして そういう中 毎日の生活を送っていく・・

 

私自身は 父の診断が下った時

どうしてこんなことになってしまったの・・と よく想ったものだった

 

でも 今 そういう自分をを想い返すと  なぜ・・とか 理由など考える事でなく

ただただ そのことを受け入れ いかに その一瞬の時を笑顔で過ごすか・・

楽しい気分で過ごしていくことが 大切だった気がする

今 思い出すのは 一緒に笑いあった時 お花見した時・・なのですよ・・

ですので 少しでもその瞬間 瞬間の時間を 

楽しいものとして捉える工夫をし そんな時間を増やすことのように 思います

もちろん現実は ままにならないことも多く

自分の生活のペースと違う父に つきあいきれない自分がいて

 ついつい イライラ ガミガミ・・ 

自分自身で余計にストレスを生み出していたところも あったのですが・・・

受け入れて 理解すること 寄り添う事・・

今想うと もっと こうしてあげれたらよかったのに・・

と想う事もたくさんあります・・

救われたのは 幼かった息子や 夫の対応だった・・

実質一番近い自分は なかなか 以前の父を知っているだけに

現実を 受け入れがたく そうなのだ・・と 想いたくない自分もいた気がします

そういう頑なになっている自分を 溶かしてくれる視点をくれたのは

息子のたわいない言葉だったり 夫の在り方・・だったように思います

といっても 最初は卑屈になっていて すぐにではなく 徐々にですけどね・・

もちろん いろいろの施設にも入れて頂くことができ 心の余裕もできてきたことも

含め 様々なサポートをいただきながらでしたが・・

湖に小石を投じた如く 少しずつ私の心の壁をゆらゆらほぐしていったように

想います

 

誰にだって おとずれるかもしれない・・

その時 自分はどうしていくのか・・

このドラマを見ながら 自分自身が感じるものを みつめていこうと想います・・

                  

 

 <アルツハイマー病の初期症状と予防>を検索していただくと

幅広く情報を紹介してらっしゃいます (ブログ載せ承認済み)

 <家族の対応>についても書いてありますので 是非お読みになってみて下さいませ

私も もっと最初から知識や情報を持っていたら 父に対し 違った接し方もできたのではないか

と想うところもあり 反省をこめて お伝えさせていただきます

 

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介護・・

2012年05月10日 | 介護について 想うこと・・

   本日より 通常通り 8時半~6時 営業です 

         宜しくお願い申し上げます          

 

   今 介護なさっていらっしゃる方 

  お疲れが たまっていませんか・・?

   頑張り過ぎてらっしゃいませんか・・? 

時々は ほっとする時間を作って リフレッシュしながら   

御自分のための時間も  どうぞ 大切になさってくださいませ・・  

 

思い返せば 私おかみも 自分の両親が続けて 病に倒れ

介護の時代がありました 

私は本当に 両親におんぶにだっこ 甘えて生きて参りました

ちょうど 今高校生になる 息子が生まれて半年の頃

父が脳梗塞に・・ その後歩行など身体面では回復してきたものの

認知症となってしまったのです

それまでの 数年も 今考えると 交通事故で頭を強打して 記憶が無くなることがあり

回復した時も レジ打ちができなくなったりというように 兆候と思われることはあったのですが・・

父のその変化をきちんと受け止めないまま 「しっかりしてよ!お父さん」 という感じで

私は 父を叱咤激怒する 情けないやつでした・・ 

そして 脳梗塞~ 認知症の診断 

 そんな介護の中 今度は母が腰を痛め 手術することに・・ 

集中治療室を出たり入ったり やっと もうじき退院かという矢先で 痰がつまり呼吸停止

低酸素脳症になって その後亡くなるまでの数年 母とは会話ができず 心で繋がる日々・・

その当時 主人は 別の仕事 店長という責任のある仕事・・

なのに 私は その夫に対し 悪態をつき 離婚を申し出たり・・など 

訳わからないこと  いっぱいしてきました・・  

本当に その時 私の申し出のまま  離婚していたら・・ 

私はどうなっていたのだろう・・・・

 

介護に追い詰められての自殺のニュースを聴くたび 

私は胸が締め付けられる想いになる・・

 

今 介護の時のことを想い返すと 

甘えに甘えてきた最愛の両親とお別れするために 

私にとっては 大切な必要な時間だったと思います・・

いろいろな事を学ばせていただく時間でもありました・・  

 

おじいちゃんである父と息子のトイレトレーニングも一緒の時期

息子が父を  「じ~じ こっち こっち」 と  ポータブルトイレまで手をひく・・ 

私が息子に絵本を読んでいると 父は嫉妬してなのでしょうか・・

絵本をごみ箱に捨てる・・・ 

そんな日々の繰り返し・・ 限界・・

介護施設もなかなか 空きはなく・・

手続きには 時間もかかり 先が見えず 厳しいです

問題が大きすぎて 情けなく どうにもならない気になる時もありました・・  

しかしながら  ほんとうに  ありがたいことです・・

私の場合は 病院と介護施設と 何とか入れていただけ

たくさんの様々な方々に 助けられながら なんとか 過ごしてきたのです 

終わりのない日々・・ 次から次にやってくる問題・・

その時々 時を変えては 多くの関わってくださる人々に 支えられながら

おかげさまで 何とか やってこれたと思います     

  

  今 介護をなさってらっしゃる方

 最愛の方のお世話 がんばりたいですよね

ですが・・ どうぞ・・  どうぞ・・

  御自分のことも大切になさってくださいね・・・

介護には 笑顔  笑いも大切   ほっとする時間 リラックスの時間・・  

私は 余裕がなくなってくると 眉間にしわ・・ こわ~い顔・・・ になって悪循環

介護する方もされる方も 笑うと心がなごみます

夫が 「じいちゃんも むかしは スナックとか 女の子のいっぱいの所なんかに

行ったりしたでしょ」 とか ユーモアたっぷりに話すと       

いつもは無表情の父が笑顔   になって 笑いを引き出してくれていました  

私には とてもできない技でした・・

そんな ちょっとした 笑いのひとときにも 救われます 

どうぞ  がんばりすぎず リラックスタイムも 大切になさってくださいね・・

  頼れるところには 頼りながら 孤立せず 

       そして どうぞ 御体にも気をつけながら   

            御自分のことも大切になさってくださいませ  

 

                            

 

 

 

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 なも菓 秀松堂光楽

名古屋名物「なも」せんべい「ウ・みゃあーニャアー」ねこせんべい・・・名古屋言葉しってりゃーす?・・・ 南無 namo なも・・・ おみやげに ちょっとなもなも ええがなも!・・名古屋言葉の<なも>せんべい/ 「おいしい!」と心をつなぐ<ウ・みゃあーニャアー>・・・なも菓~心をこめて・・・