今日は、12月13日、京都祇園甲部の事始めの日です。NHKのニュースでも、多分、取りあげられた行事でしょう。先程、
ユーチューブで見ました。祇園甲部の芸・舞妓さんが、舞の師である井上八千代氏の所に、御挨拶に伺う日なのです。物覚えの悪い春宮が、この日を覚えているのは、着物が見られるからです。
ユーチューブで、今、祇園甲部を見ると、外国の方ばかりです。京都の風情ゼロです。そのような京都に、行きたいとは思いません。
春宮は、舞妓さん・芸妓さんの着物に興味があり、春宮夫が勤務をしていた頃、学会で京都・大阪に出張があると、ついて行っていました。春宮夫と行動を共にするのは、学会の前日と終了した翌日だけ、その間は、春宮一人で京都の好きな所を見て回っていました。祇園甲部のお茶屋さんで、以前は芸妓として出ていらした女将さんが素人のお姉様と、昼間、一般人を舞妓・芸妓の格好にさせてくれて、写真を撮って下される所に行き、とうのたった舞妓さんに化けさせて貰いました。その翌年は、芸妓さんに化けさせて貰い、井上流の扇子を持たせて貰ったりして、女将さんのお姉様が写真を撮って下さいました。お茶屋さんに上がる機会がある訳もないので、それも興味がありました。化けさせていただいても、お茶屋さんの玄関までしか出ない…というのが、約束でした。もう、そのお茶屋さんも、コロナ流行の以前に廃業なさいました。本職だった方に、本当の場所で、化けさせていただけたのは、良い経験でした。
東京の花街では、半玉から修業して芸者さんになる方は、もういらっしゃらないでしょう。東京の今時の芸者さんには、興味が持てません。有吉佐和子氏の小説の世界は、もうなくなってはいます。何でもなくなり、寂しいです。
京都も好きな所でしたが、外人さんを見に行くような感じでは…それに、坂や階段が多いので、今の春宮には、行く自信がありません。
清水寺で、今年の字が発表されたようですね。今年の字は、『税』だとか…。何か可笑しくなりました。清水寺も、宗教法人ですよね。『宗教法人』って、税金、とても優遇されていませんでしたかしら…。一般人から、これでもか…というくらい税金をとるのなら、先に、宗教法人から、歴史的建造物を守る費用を除外した分以外で、税金をとったら、随分、税収入があるのでは…と、思ってしまいます。課税が重く、物価が上昇して一般人が困っている時に、清水寺の貫首は、どのような気持ちで、『税』という字を書かれたのでしょう😓