35歳からのアメリカ行政学・公共経営PhD挑戦

ノンキャリ国家公務員を辞め、アメリカ行政学・公共経営のPhDに挑戦するオッサンのブログ(毎週1回更新...たぶん)

師匠≒神

2017-04-08 00:43:30 | Post-PhD生活 -就職浪人-
 アイダホ大学からの死刑宣告はもう少し先とのことで(参考記事)、その間にも何とかアメリカに残る術を探さなくてはいけないのですが...師匠が不肖の弟子のために骨を折ってくださいました(T-T) ありがとうございます、ありがとうございます。

師匠「Publicationは悪くない、学生からのTeachingの評価も高い、プレゼンも下手ではない...こんなに仕事が取れないとは、今年の就職市場は本当に厳しいね。」

自分「良いご報告ができなくて...申し訳ないです(=。=|||)」

師匠「長期的に、おまえの研究者としての未来を心配したことはないよ。短期的には、不可抗力があるから。まぁ、それを取り除いてやるのは、指導教授の仕事だよね。給料安いけど、俺個人の研究費と大学院側の折半でポスドク職(Post-doctoral Research Associate)を準備しているから、なんとかアメリカには残れると思うよ。ただ、他の大学で仕事を見つけるのが最優先だから、ビザが切れるまでの3か月もう少し頑張ろうな。」

自分「ありがとうございます。本当に...ありがとうございます(T-T)」

 才能もないのに、人との出会いにだけは恵まれていて...師匠に頼りっきりの弟子になるのは本望ではないので、残り数か月で仕事を見つけられるよう、必死に頑張ろうと思います。


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12 コメント

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Unknown (正博)
2017-04-09 02:47:44
篠原さんはブログをみる限り、博士課程までは相当相当担当教授の恩恵できたように見受けられます。ポスドクまで用意してくれるなんて普通じゃありえないほどの相当な担当教授ですね。感謝を忘れずもしアメリカで就職が見つかったら、次自分の教え子達に返すようにしてくださいね。博士課程は自分の大学で担当教授に従っておけば取れますが、博士の学位自体は仕事を保証してくれるものではありません。仕事は他の大学で他の先生方に総合的に評価されるため難しいです。私自身、年齢は篠原さんとあんまり変わらないんですが、20年以上アメリカにいて研究大学のfull professorなのでアメリカがどれだけ厳しいのかわかっています。アメリカでご成功される夢が叶いますように。
Re: (ブログ主)
2017-04-09 05:20:02
正博さん

 仰る通り、本当に...大分かなり相当に恩恵を受けっぱなしです。周りのPhD学生の中には、それを不公平だと思う人もたくさんいると思います。幸い仕事が取れましたら、未来ある研究者に繋げていかなければならないと思います。

 一方で、一応研究自体は独立しておりまして、師匠のプロジェクトからpublishしたわけではないですし、自分の博士論文は師匠のトピックとの関連は薄く、ほとんど具体的な指示を受けたことはないんです(^ ^;

 それにしても、40代でfull professorですか...正博さんはスーパー・スターですね!ブログを読んで頂き、ありがとうございますm(_ _)m
Unknown (ぽー)
2017-04-09 10:41:26
おお!おめでとうございます!やはりブログ主さんが地道に努力されてきたからでしょうね。一寸先は光ですね!!!応援しております!次につながりますように。
Re: (ブログ主)
2017-04-09 11:08:20
ぽーさん

 ありがとうございますm(_ _)m...ただ、なるべくこのポスドクの仕事は受けないようにしたいです。涙が出るほど有難いのですが、師匠に頼りっきりでは本当に申し訳ないので。残り3か月で仕事が見つかるよう、しっかり頑張ります。応援していてください!
Unknown (正博)
2017-04-09 12:41:33
たった一回きりの人生です。夢に向かって、しっかり努力して頑張ってください。今は過程ですから。
Re: (ブログ主)
2017-04-09 12:46:58
正博さんのいらっしゃるステージまで辿り着くのは、アメリカにいる研究者の夢だと思います。より多くの困難があると思いますが、あきらめず頑張って、何とかそちらの景色を見てみたいです。
Unknown (正博)
2017-04-09 15:39:47
研究すればするほど奥深くまだまだ未熟だと感じる日々です。私もアメリカで就職活動など辛い日々で涙を流した日々も昔ですが、あります。色々な日々、障害がありました。常に挑戦ですね!
私が気になってるのは篠原さんのoptはいつ切れるのかはわかりませんが、grace periodもあるので、不法滞在になればまずアメリカに数年はいれませんから本当気をつけて再確認してください。今、4月3日から15日の最短のビザプロセス、premium processingが廃止され、大学も大学教授のビザは大体取れるけど、現在の状況ではビザがいつ発行承認できるか、今からh-1b visaをとなると9, 10月になる可能性もあります。あと3ヶ月他の仕事を得る可能性、新しい応募は出てるんですか。現状のビザプロセスを考えて今すぐH-1 B visaをそのポスドクで手続きしてもらわないとgrace period も切れてもビザが間に合わずアメリカに滞在できない可能性があります。
Re: (ブログ主)
2017-04-09 22:08:43
 アメリカの仕事はあまりないですが、ヨーロッパのポスドクや助教授職相当の仕事がいくつかあり、そちらに応募しました。OPTは7月に切れますが、ポスドク職を受けるのであれば、10月までにビザが出れば問題はないと思います。特にTeachingなどのrequirementがあるわけではないので。来週までにアイダホから結果が来なければ、ポスドクのビザ手続きをしながら、他の仕事も探していくことになると思います。
Unknown (正博)
2017-04-10 01:11:34
篠原さん、僕が言ってるのはアメリカでポスドクになる時の不法滞在の事です。OPTが切れてgrace periodの60日しかアメリカにいれません。10月までに取れる保証ありません。今はpremium processingが使えなく、今からh-1b visa を応募すると篠原さんの場合今年中に取れるのかわかりません。grace period が切れた時点でアメリカから出ないといけません。ヨーロッパで働くとそんな事は問題ありませんが、今篠原さんの場合はアメリカでポスドク取るにしたら、ビザは大変深刻ですよ。OPTが切れるまで週に20時間働かないといけませんし。アメリカでいるなら、大学のimmigrationに確認した方がいいてます。
Re: (ブログ主)
2017-04-10 01:25:36
お気遣い、ありがとうございます。ポスドクを受ける場合は、grace periodを使わずに、OPTが切れる7月に日本へ一旦帰る予定です。それまでに、別の仕事を見つけるのがベストですが...

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