ニュースで対馬丸のことをやっていた。
沈没して、今年で80年になるという。
私は史跡巡りや歴史散歩が好きなので、以前、那覇に行った時、どこか個人で観光できるところはないかと探して行ったのがこの対馬丸の記念館だった。
対馬丸は、太平洋戦争中の1944年8月、疎開船として、民間人や子供たちを乗せて、那覇から長崎へ向かう途中、8月22日、アメリカの潜水艦からの魚雷攻撃によって、撃沈した。😱
行ってみると館内には資料がいろいろあって、私が知らないことがいくつもあって、学びの時間となった。
子供達は、沖縄の両親や家族と離れるのは寂しくはなかったか。旅行のように言われてそのように思っていたのかも??
それが、まさか永遠の別れになるとは。
子供たちの命を守るための行動が、あのような結果になってしまい、悲しすぎる。😭
場所はゆいレールの駅から海に向かって歩いて行ったところ。アクセスよく、簡単に見つけられる。
写真1:記念館の外観。道に面しているので、すぐにわかった。ビーチに向かって、左側。
写真2:見学後、まっすぐ海に向かって行ったら、すぐに時折ニュース映像などで見かける小さなビーチがあった。
道路の橋の向こうにか大きな船が航行するのが見えたりする、沖縄のリゾートホテルのビーチとは異なる景色がそこにあった。
沖縄は人気の観光地だけど、あの美しい海で、島で悲惨な沖縄戦があったことを戦争を知らない世代の私は知らないといけないと思う。
鹿児島から飛び立った特攻機も、沖縄を守りきれなかった。(特攻作戦には、強く反対する。命を軽く扱っていると思う。)
サイパンが陥落して、沖縄に米軍が。
B29の本土爆撃が可能になり、民間人を巻き込んだ悲惨な戦いの後、本土空襲、広島、長崎への原爆投下と続くことになった。
犠牲になった多くの人々のことを思い、平和の有り難さ、尊さを感じる季節が今年もやってきた。
今の生活が当たり前でないことを感謝して、特攻平和会館に行きたいというようなことを言ったオリンピック選手のことを隣国や国内で,誤解して、非難する言葉をネットでみて、とても残念に思う。
戦争の怖さは、爆撃される記録フィルムや写真だけでは、体験がないので想像力が足りない。
でも、特攻平和会館の家族や恋人にあてた遺書を読むと、現代の私たちにもその悲しみや辛さを容易に想像、共感できて、日々を感謝し命を大切に思える。
軍国主義とは全く別のもので、こういうアプローチこそが、平和を守る力につながると思う。
この平和がこれからも続きますように。
主(しゅ)よ,お守りください。祈🙏