顎関節症と闘う整体師のひとり言

自分も顎関節症と闘った経験から、その苦しみを理解している整体師として、顎関節症患者にいろんなアドバイスを送ります。

顎関節症の治療法に迷った時は、

2014-08-05 15:01:13 | 施術日記
現在、顎関節症の痛みにお悩みの方々は、その治療法に関して、巷にあふれるいろいろな情報に

振り回されて、果たしてどれが最善の方法なのか?、、、お悩みのことでしょう。

治療法に関しては、大きく分けて4つになる。

1)物理療法  2)運動療法  3)スプリント療法  4)薬物療法

こうやってみると、なにやら難しそうに見えるが、説明するとなんのことはない、とても

簡単な方法である。

まず、1)物理療法  これは、要するに患部を冷やしたり、温めたりして痛みを軽減させるという、いたってシンプルな方法。

私に言わせりゃ、ほとんど何もしないと言っても過言じゃありません。

次に、 2)運動療法  これは、私のブログでみなさんに一生懸命に推奨している方法です。

すでに発症した方、なにか違和感があって、もう少しで発症しそうな方、いずれの方々にも非常に有効な方法だと思っています。

次に、 3)スプリント療法  これはマウスピースなどの歯列を覆う装具を使って、歯ぎしりを防いだり、咀嚼筋の弛緩を促したり

する方法です。全く効果が無いわけではありませんが、装具の管理が面倒だし、思ったほどの効果は見られません。

最後に、 4)薬物療法  これは、私的には最後の手段だと考えます。筋弛緩剤等で顔面の緊張を取り除く方法なのだが、

最近では抗うつ剤の処方がされることもあるようで、何か本筋から外れた治療法のような気がしてならない。まあ、激痛を伴っている

患者さんからすれば、痛みを取り除いてくれるなら何にでもすがりたいのだろうが、、。

本当は、最後の手段で外科的手術というのがあるのだが、これは変形性関節症を伴っている患者さんに限るものである。



昨今、アスリートたちが、競技の後、練習の後にクールダウンという方法をとるようになってきている。

私の考え方は、これにとてもよく似ていて、少し傾いた状態で酷使した顎関節、咀嚼筋、側頭筋を一日の終わりに

正しい運動でバランスを整えてやり、さらにリラックスさせてやることで改善に向かわせているのである。


今日初めてこのブログを読んだ方々は、運動法に関してはページをさかのぼって、自分に合う運動法をさがして

読んでいただきたい。 顎関節症は症状の程度(軽重)によって痛みの度合いもかなり違うために、本当に重度の

痛みに悩まされている方々は大変だとは思いますが、だまされたと思って是非一度、お試しいただきたい。

必ず痛みの軽減につながると思いますよ!!


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