璋子の日記

Beside you

ドイツPK戦を制す

2006年07月01日 03時46分41秒 | 日々の日記

最後まで気が抜けないゲームだった。

アルゼンチンは強い。先取点を取られた時点で、応援にも力が入った。ロドリゲスのあのシュートが決まっていたら!と思うと、冷や汗が止まらない。
クローゼの得点で1:1のままでの延長戦。バラックの動きがイマイチでハラハラさせられる。そして泣いても笑ってもこれで決まるPK戦となり、そのバラックが2番手で出てきて決めたとき、「イケル!」と思った。
もう、テレビ画面に集中だった。PK戦、4:2で、ドイツアルゼンチンを制す!
レーマン、よく守ってくれた!
あの4年前のゴール前のカーンの姿が思い出されてどうしようもなかった。



マラドーナ2世と称されるアルゼンチンの若獅子、メッシを見られなかったのが、心残りといえば心残りだが、GKの負傷による退場とGK交代は、アルゼンチンにとっては悔いの残る痛手だったろうか・・・・。

今しがた帰った従妹が休憩タイムのときに、
「サッカーって、このレベルになると凄いよね!でも、璋子さん、
どうして、そこまで熱くなれるの?」と聞いてきた。

「う~ん・・・・サッカーはね、たとえ先取点を取られても、
やりやがったな!すぐに追いついてやる!と思えば、ゲームに影響しないの。ドイツを見てれば、それが分かるでしょ?
日本チームのように先取点を取られたり、最後に同点ゴールを決められたくらいでショックを受けるようなメンタリティでは、サッカーってはなから勝てないゲームなのよ。つまりね、監督の采配も大きいけれど、個々の選手たちの強靭なメンタリティがあって初めて、いい試合になるし、勝負が左右される。そこが、やっぱり見所だし、そこにやっぱり感動するのかしら・・・・。」

「わたし、あんまりサッカーのこと、分からないけど、それでもそれは感じるよ」
「それでいいのよ。サッカー評オタクの人たちのようにね、個々の選手の情報を山ほど持っていようがいまいが、そんなこと、実は観戦の本質とは無関係なの。関係ないの!そんなのを超えて、見ていれば分かるし、勢いや必死さが感じられるでしょ?」
「うん!」
「それなの!サッカーのゲームに通じていればいるで、それなりの観戦はできるけれど、それはそれ!いい試合だと見てれば皆、体が熱くなるし、その感動で悪かった調子も良くなってしまうくらい!選手たちと一体化するとき、ホントにこちらも必死になるし、観戦しているだけでも選手たちの筋肉の疲労や痙攣まで感じられてくる!ましてや感動したら、生き方だって変わるのよ!≪感動≫って、そういう作用をもたらしてくれるし、そうじゃなきゃ、≪感動≫じゃないの。
サッカーでは、それを、特に、感じるの。」
「分かるような気がする・・・」


11時過ぎまで電位治療で寝ていた。
今日は(もう、昨日ね・・)食事も取っていなかった。従妹がいろいろと料理してくれたのに、食べると足の痛みが増すので食べられなかった。
歯科予約をキャンセルして、夕方から再び電位治療。
帰宅後娘は歯科に行き、その後、従妹に付き添ってもらって水着を買いに行ったようだが、わたくしはずっと寝ていた。
起きたとき、娘と従妹が暑い暑いと言っているのに、寒いと言って長袖のパジャマの上にサマーカーディガンを羽織るわたくしに、沈黙してしまった二人。
「熱があるのかしら」と心配までしてくれたが、本当に寒かった。
28度あるというけれど、暑いとも感じない。
左足の痛みと腫れはほぼ引いたが、右足は相変わらずだった。

それが、ドイツの勝利で、いま、だいぶ、楽に感じられる。
延長戦になった時点で、カーディガンを脱ぎ、
PK戦のときに、パジャマも腕まくりしたほど、「暑い!」と感じられた。
いま、体中が、「熱い!」
右足の痛みもあまり感じない。

人間の体というのは、本当に不思議だ。
どんな病魔も精神力で排斥できるということを改めて感じる。



わたくしの、いまの課題は、
モチベーションだ。
治すんだ!というモチベーションが、何故か上がらない。

 



 

 

 


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