璋子の日記

Beside you

ビリー・ホリディの歌

2006年05月28日 02時34分34秒 | 日々の日記

 

すっかり夜型になってきた。夕方温熱治療を終えたので、ちょっと狂ってきているのかなと思いつつ、やはり、深夜の方が気持ちが落ち着く。そういう意味では、以前通りのわたくしに回帰かしら。
遠くにいる友人から、今しがたメールがきた。時差があるから仕方ない。
あるサイトに誘ったまま、わたくしがそこのサイトを去ることになってしまったので、タイミングが悪かったとも言える。わたくしとそこでやり取りできないなら入会していても無意味なので止めることにしたという。

彼女は、言う。
「ネットで楽しんでいる人たちがいることも知ったけれど、所詮、ヴァーチャルでの交友で、ちょっと不気味だと感じました。璋子は、そこでのご縁の可能性を両面語っていたけれど、あなたの≪ネット友≫たちは、孤独な魂を誤魔化しながら、楽しそうにやっていたわよ。それを見て、何ともいえない気持ちになりました。もっとも、あなたは病気のことを誰にも話さないで辞めたから仕方がないのかもしれないけれど、話さないで辞めたのは、きっと正解ね。夏には、日本に帰ります。無論、あなたの顔を見るために。」

メールを読んだ後、無性にビリー・ホリディが聴きたくなった。
昔、彼女とよくいっしょに聴いたことを思い出す。「Lady in Satin」にしようかと思ったけれど、ちょっと重いので、こちらにした。「Solitude」

 

歌が、こんなときの気分そのままの歌があった・・・
大弐三位の歌だ。母は、あの紫式部・・・

 人の世に二度しぬるものならば忍びけりやと心みてまし

 

彼女のメールが、こうした気持ちを想起させるのか、
あるいは、ビリーの歌のせいかしら。

 

 

 

 

 

 

 

 


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