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一輪車深型3才の車輪交換

2017年05月21日 | ブログ
工事現場などでよく見かける一輪車
屋外仕様だから、保管も外で十分!?

いやいや、流石に2年も経つと
タイヤのゴムがひび割れ、空気も抜けて
回転部分も錆付き、走りが重い、重い・・・

取り合えず、車軸に潤滑剤を入れ、
タイヤの空気を入れてみたが、何とチューブが破裂!


自転車用のゲージ付き空気入れで入れたのだが、
圧は適当にママチャリと同じ位でいいかと思いきや
どうもかなり高すぎたようだ。 とほほ・・・

仕方なくタイヤを交換すべく、
ホームセンターでノーパンクタイヤをゲット!

今までのとはうって変わって高級感がみなぎっている。
ちなみに一輪車の車輪の構造は、車軸と車輪に分かれいて
写真には映っていないが、車軸も同梱されている。

さて、いよいよ交換作業だが、必要な物は以下の通り。

・モンキースパナ:車軸取り付けナットの外側を回すのに使用
・両口スパナ(21-23):車軸取り付けナットの内側を押さえるのに使用
・ハンマー:ナットがさび付いているので、スパナを叩いて回すのに使用
・潤滑剤5-5-6:ナットがさび付いているので、これがないと外せない!
・交換する新品のタイヤ

作業手順は至ってシンプルだが、少々面倒である。
1)一輪車を横倒しにし、車軸ナット部に潤滑剤を浸透させる。
  両側とも行う。

2)少し時間を置き、一輪車をひっくり返し、車輪を上向きにする。

3)片側(どちらでもよい)の取り付けナットをスパナでくわえる。
  この時、外側ナットをモンキーで、内側ナットを両口スパナで加える。
  内側ナットは幅が狭いのでモンキーが入らない。

4)両口スパナを足で押さえ、外側ナットを緩める方向(左周り)に
  モンキーをハンマーで叩く。
  軽く叩いても回らない場合は、潤滑剤を流しつつ、叩く向きを交互に替えてみる。
  多少時間はかかっても、必ず緩むはず。無理に強く叩かない方が良い。

5)反対側のナットも緩める。
  同様の手順でナットを緩め、車輪を外す。


6)車輪を交換
  新しい車輪に車軸を通し、内側ナットを両側取り付ける。
  この時、ナットを締めすぎると車輪が回らないので程々に!

7)本体へ取り付け
  車軸を入れた車輪を本体に取り付け、外側ナットを締める。

8)潤滑剤塗布
  最後に、車軸周りに潤滑剤を吹きかけて終了!


何だか、グレードアップ感が半端無く、快適な走りとなった!

以上・・・