少子化で行こう

世の中、少子化対策音頭が鳴り響く。人口減少もあると、恐怖心を駆り立てる。でも、何かそれって変じゃない? ままで行こうよ。

決め手にかけるので総花的になる対策

2006-01-25 08:30:29 | Weblog
(エンゼルプランと新エンゼルプラン)
政府は次から次と少子化対策を立てています。次の部分を読むとその様子がよくわかります。

「新エンゼルプランは、従来のエンゼルプランと緊急保育対策等5か年事業を見直したもので、2000(平成12)年度を初年度として2004(平成16)年度までの計画であった。最終年度に達成すべき目標値の項目には、これまでの保育サービス関係ばかりでなく、雇用、母子保健・相談、教育等の事業も加えた幅広い内容となった。」

ここで、私が連想するのは、県や市町村の様々な施策です。たとえば、男女共同参画に関してもそうですが、いろいろな部門の施策が入っています。当然「風が吹けば桶屋」式の迂遠なものも入っています。そして、それは本気では効果を信じて行われません。もともと別の目的で予算組みされているものを、こっちも関係があるよと、いわば「目的外使用」されているわけです。

少子化対策もどうようになってきているなあ、という感慨が否めません。むしろ、少子化対策というあまり人に反対されない対策を利用しようという姿勢が感じられるようになりました。

これではだめでしょう。はずれてもいいではないでしょうか、1点で突破しようとするほうがましでしょう。















http://www8.cao.go.jp/shoushi/whitepaper/w-2005/17WebHonpen/html/h1210120.html