カメラを止めるな

実は大したことないけど、
私にとっては一大事。

人生2回目の胃カメラ。
前回は15年くらい前だったかな。
あまりいい記憶ではない。
すんなり喉を通過したけど、
空気入れますと言われた瞬間におえおう。

今回は事前の説明で、
寝ている間に検査しますと言われていた。
どういうことなのか理解できない。
枕が変わると寝られないデリケートなタイプなので、
寝ている間に検査は無理じゃないか。
そうなれば、またおえおうだ。

まず左腕に注射。何を打ったか忘れた。
コロナワクチンではないはず。
右腕には点滴。
前日21時から食事していないため、
ブドウ糖を摂取。

続いて半身になったところで、
先生が登場し、何かを咥えさせられた。
やだなぁ、とうとうカメラ投入か。
これでまたおえおうするんだろ。
そもそもしょっちゅうおえおうするから
病院に来たっつうのに。

ところが、
「それでは鎮静剤を投与しますね。」
と看護師さんに言われた次の瞬間だった。

「ジョビさん、大丈夫ですか？
終わりましたよ。」
と、看護師さんに起こされた。

いったい何が終わったというのか。
まったく状況がわからない。

「ちょっとポリープがあったから、
切除したので念のため細胞検査するね。」
先生がおっしゃった。

えっ、いつ？
オレの体に何したんだ。


その後、どれくらいの時間が経過しただろう。
少し意識がはっきりとしてきたので、
診断結果を聞く。
多少、慢性的な炎症があるけれども
心配するほどではない。
薬の量も減らしていくということだった。


その日は夕方に出かける予定だったが、
その時点ではとてもそんな気になれない。
一本断りのメールを入れた。
とは言え、少し眠れば何とかなると思われた。
その時は出かけようと決めた。

帰宅後グダグダと過ごす。
途中で眠ったのかもしれない。
気づいた時には20時を回っていた。


一昨日の出勤。
ここ3週間、昼食後に服用していた薬を抜いた。
早速おえおう。トイレに駆け込む。
ま、昨日の夜から調子悪かったから、
それが原因だろうな。


やっぱり健康が1番だね。