事情により、8月は、ジオラマ製作を一時、中断していました。今月から、再開します。今回は、和式の建物を製作します。
①展開図・・・家の形を決めてから、展開図を作成します。なるべく、一枚から、折り曲げて作れるよう、展開します。 なるべく、山折りになるよう展開します。また、複雑な折り曲げが必要となるところは、切り離し、別に作成します。

②切り出し・・・厚紙(百円ショップ、両面白、厚さ400g/㎡)に展開図を罫書き、カッターナイフで切り出します。山折りの線は、軽く、カッターで切れ目を入れます。切り出し後、下に水色の画用紙を敷いて、窓形状を鉛筆でなぞり、形を写し取ります。写し取った窓枠の線を茶色の色鉛筆でなぞり、木の窓枠とします。切り出した白の厚紙の裏に、水色の画用紙を、窓枠がずれないよう注意しながら、貼りつけます。(テープのりが便利)。画用紙は、折り目部を避けるようにカットし、分割して貼ります。玄関ドア部は、板目模様の折り紙(百円ショップにいろいろな模様のおりがみが売られています)を貼りました。 切り出した厚紙は、部分的に、幅が数mmの箇所もあり、弱いので、瞬間接着剤を切り口に塗布し、補強しておきます。

③組立1・・・建物の内部寸法に合わせて、スタイロフォームをカットします。1階部、2階部それぞれカットし、貼り合わせます。切り出した厚紙を、折り目にそって、折り曲げ、スタイロフォームの周りに貼りつけていきます。(発泡スチロール用接着剤使用)。事前に、折り曲げた時の寸法と、スタイロフォームの寸法を現物であわせて、寸法調整して置きます。

④組立2・・・大屋根、下屋根を貼り付けます。屋根は瓦の感じを出す方法が見つかりませんでした。とりあえず、黒ボールペンで、格子に線を引きました。(塗装で黒っぽく塗るので、あまり見えなくなるが)
⑤建物の完了・・・屋根を貼りつけて、建物は完了です(塗装は未)。

⑥基礎部の製作・・・基礎部は、厚み5mmの発泡スチロール板、および厚み0.5mmの塩ビのシートを使います。階段は、厚紙を複数枚、重ね合わせて、作りました。

⑦基礎部の製作2・・・庭石を、紙粘土で、製作します。階段の段には、石目模様のシートを貼りました。ガレージも同様に模様のシートを貼りました。発泡スチロール板は、側面はグレーに、上面はアンダーコート(アース)katoで塗装しました。

⑧基礎部の製作3・・・各パーツを接着して、基礎部は完了です。玄関横の柱は、つまようじをカットして使いました。

⑨建物の完了・・・基礎部と建物を組み合わせて、完了です。(塗装未)

次回は、樹木、庭、垣根、などの製作と塗装を行います。
以上