今日は、私たちのスタジオで呼んだMaurice Nioという人のレクチャーでした。
http://www.nio.nl/
NOXというオランダの建築事務所を立ち上げたメンバーの一人なのですが、今は、個人で事務所をやっているみたいです。
「自然」であったり、「工芸品」であったり、建築以外のものからインスピレーションを得て、それをどのように建築化するかということに興味があるみたいで、いくつかの作品を例にだしながら、そのアプローチを紹介してくれました。
その建築化するときの彼のアプローチなのですが、とにかくディテールに焦点を置いているのが大きな特徴です。
私たち学生からすると、空間の質や建築全体の構成の前にディテールの話がいきなり始まると、「なんでいきなりディテール??」とすごい不思議に感じてしまうのですが、ある学生が「spaceやformに関してはどう考えているのですか?」という質問をしたら、ちょっと機嫌悪そうに「それらは重要ではない」と答えていました。
明らかにディテールのみにこだわってるという話をしてる人に、こういう質問はしちゃいけないんですね。
ところが、彼の作品を見ると、けっこう豊かな空間をつくっているので、ディテールにしか興味がないというのが非常に不思議なのです。
結局、ディテールにしても構造にしても、都市にしても、建築を設計する際のアプローチのひとつの方法でしかないわけで、違うアプローチをとっても、同じ解答が現れることもあるわけだし、ディテールから全体をつくるというのも、ひとつの方法として成り立つのだと思います。
http://www.nio.nl/
NOXというオランダの建築事務所を立ち上げたメンバーの一人なのですが、今は、個人で事務所をやっているみたいです。
「自然」であったり、「工芸品」であったり、建築以外のものからインスピレーションを得て、それをどのように建築化するかということに興味があるみたいで、いくつかの作品を例にだしながら、そのアプローチを紹介してくれました。
その建築化するときの彼のアプローチなのですが、とにかくディテールに焦点を置いているのが大きな特徴です。
私たち学生からすると、空間の質や建築全体の構成の前にディテールの話がいきなり始まると、「なんでいきなりディテール??」とすごい不思議に感じてしまうのですが、ある学生が「spaceやformに関してはどう考えているのですか?」という質問をしたら、ちょっと機嫌悪そうに「それらは重要ではない」と答えていました。
明らかにディテールのみにこだわってるという話をしてる人に、こういう質問はしちゃいけないんですね。
ところが、彼の作品を見ると、けっこう豊かな空間をつくっているので、ディテールにしか興味がないというのが非常に不思議なのです。
結局、ディテールにしても構造にしても、都市にしても、建築を設計する際のアプローチのひとつの方法でしかないわけで、違うアプローチをとっても、同じ解答が現れることもあるわけだし、ディテールから全体をつくるというのも、ひとつの方法として成り立つのだと思います。