夢空間塾 書・遊ing 『 なんでもありの句の会 』

ア-ト書・・『 創作書の世界 』を・・・『 愉しい書の世界 』を・・・そして『 なんでもありの句 』を・・・

2023.5.10 『なんでもありの句の会』

2023年05月10日 | ブログ展

 

 

作 品  『彗星の光』  今 川 昌 暘 作

 

 

 

 

 

 

 

2023.5.10

『なんでもありの句の会』

 

 

 

 

 

 

 

目覚めどき

あとが無しやと

七十七黄昏  (昌暘)

 

 

 

愛 耐え

待つことか

春芝生  (ペパーミント)

 

 

 

あの人を

想えば肩に

軽い風  (柊子)  

 

 

 

ドラのよな

大音量に

背を押され  (よ)

 

 

 

憂鬱の種は

吾が心にありや  (昌暘)

 

 

 

シンシンシン

やっとシガラミなくなり

芯心軸  (み)

 

 

 

木に登り

受け子に渡す

梅の実を  (ペパーミント)

 

 

 

恋ひとつ

夢ひとつ 今

生きる糧  (よ)

 

 

 

甦る

セカンドヘブン

珈琲香  (昌暘)

 

 

 

ひるのゆめ

わたくしの美は

譲れない  (柊子)

 

 

 

観察

逃走に抵抗

勇敢な彼女  (ペパーミント)

 

 

アルバムに

残されし

過去の日々  (よ)

 

 

 

倍尺計画

いまを生き

役立ちて  (昌暘)

 

 

 

体と心は

繋がってる

心 元気 体も  (み)

 

 

 

あの日から

静かになったと

我が家族  (昌暘)

 

 

 

休み明けの

気怠さにある

聖五月  (柊子)

 

 

 

浄瑠璃作品

悲しき知らせ

彼の訃報  (ペパーミント)

 

 

 

車海老

兄妹も

まだ泳いでる  (昌暘)

 

 

 

春過ぎて

夏日まだ来ぬ

寒い朝  (姫)

 

 

 

供えた

三色スミレ

なみだ色  (み)

 

 

 

残酷にも

生海老揚げ

美味とは  (昌暘)

 

 

 

海がめも

シャワーをあびて

すっきりと  (姫)

 

 

 

あの歳で

もう成し遂げたと

素晴らしき  (昌暘)

 

 

 

もう七十過ぎたら

人生道楽でいい  (昌暘)

 

 

 

母の日の

母と向かいあい

薔薇の風  (柊子)

 

 

 

春も短し

恋せよ乙女か (昌暘) 

 

 

 

若葉に

包まれ

深呼吸  (ウィルバ-)

 

 

 

震度6

能登の夜空に

月 冴ゆる  (ミナトのヨ-コ)

 

 

 

いつの世も

春告げ鳥の

はかなさよ  (姫)

 

 

 

夢一杯

愉しみながら

老いてゆく  (昌暘)

 

 

 

中空に

今宵満月

揺れる能登  (ミナトのヨ-コ)

 

 

 

こいのぼり

およぐ姿に

励まされ  (ウィルバ-)

 

 

 

基礎ベース

ありきの磨く

技と芸  (昌暘)

 

 

 

だんじりの

手びょうしの音に

いやされて  (姫)

 

 

 

ピアスも白髪も

生き方 素晴らしい   (Ranko)

 

 

 

コロナ菌

五類に格下げ

大丈夫?  (ウィルバ-)

 

 

 

聴こえくる

♪ サマータイムは  ♪

ルイとエラ  (ミナトのヨ-コ)

 

 

 

生きるとは

つまらなくても

それでいい  (昌暘)

 

 

 

お母さん

と 叫ぶ わたし

なお今も  (Ranko)

 

 

 

やっとこさ

お役目ありがとう

アクリル板  (ウィルバ-)

 

 

 

気がつけば

すぐ隣に

友はいる  (昌暘)

 

 

 

日々迷う

老いゆく我に

問いてみる  (Ranko)

 

 

 

列島は

地殻変動

とどまらず  (ミナトのヨ-コ)

 

 

 

人間の大事なんて

自然に対してはただ

無知無臭  (昌暘)

 

 

 

ピンクのブラ

ちょっと浮かれて

春の風  (Ranko)

 

 

 

 

句集一人十色

夢芝居にあらず  (よ)

 

 

 

 

目覚めの

『エリーゼのために・・・』

爽やかか  (昌暘)

 

 

 

 

 

 

はや 五月

ちょっと寒い気もする

皐月晴れ

地震や戦争に

関わりなく

町々に花が咲き

こころ癒してくれる

この日本が好き

でも

ちょっとウクライナも

ガ-ナも

世界にも

目を向ける

支援も大事かな

 

2023.5.10

今 川 昌 暘

 

 

 

 

 

 

 

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