バレンタインと望郷

今日は世間で言うところのバレンタインデイである。

私が初めてチョコをもらったのは、幼稚園年長組の時、近所に住む幼なじみのアベミユキさんからである。

「しょう君に」とミッキーマウスのチョコをくれたのだ。もうかれこれ25年前のことだが、チョコの形とか、その時の両親のリアクションとか、その日のことは、何故か鮮明に覚えている。

後にも先にもミユキさんからチョコをもらったのはその一回きりであるが、自分史に確実に刻み込まれた出来事である。一生記憶に残っているような気がする。もちろん、特に笑えるエピソードがあったわけではないけど。

そしてこれは推測であるが、きっと渡した彼女の方も、このことは記憶に残っているのではないかと思う。多分だけど。

ミユキさんは今、どこで何をしているのだろうか？きっと苗字も変わって、子供とかもいるのかもしれない。ミユキさんに限らず、同級生の女子達は、年齢的に考えて母親になっている人も結構いるのかもしれない。

くしくも今はインターネット社会、例えば私の名前で検索すればブログが出てきたりする。

なんかでふと思い立って私の名前を検索して、「幼なじみのしょう君は東京で頑張ってるなぁ」とか思ってくれたら嬉しいなあ。

ま、早く有名になればいいんだけどね！