
昨日はFC会員限定セットの紹介をしましたが、今回はCDの内容について。
元々、2枚組で発売される予定だったこのCDですが、収録曲の変更により1枚に、価格も少し下がりました。
旭川公演は、今年開催された故郷楽団ツアーのファイナル、まさに玉置さんの”故郷”で行われた公演でした。
セットリストはソロの曲がメインで、安全地帯の曲は「君がいないから」のみ。
今回のCDに収録されなかった曲はカバー曲でした。
以下がCDに収録のセットリスト。
玉置浩二 LIVE 旭川市公会堂
1.あこがれ
2.花咲く土手に
3.カリント工場の煙突の上に
4.All I Do
5.aibo
6.ふたりなら
7.サーチライト
8.それ以外に何がある
9.しあわせのランプ
10.あの時代に...
11.君がいないから
12.太陽さん
13.MR.LONELY
14.田園
15.メロディー
1.あこがれ
2.花咲く土手に
3.カリント工場の煙突の上に
4.All I Do
5.aibo
6.ふたりなら
7.サーチライト
8.それ以外に何がある
9.しあわせのランプ
10.あの時代に...
11.君がいないから
12.太陽さん
13.MR.LONELY
14.田園
15.メロディー
ツアーメンバーは以下の通り。
玉置浩二
六土開正
中北裕子
デュプイ・ロビン
吉田宇宙
(沖増菜摘)
トオミ ヨウ
六土開正
中北裕子
デュプイ・ロビン
吉田宇宙
(沖増菜摘)
トオミ ヨウ
吉田さんと沖増さんは数公演で入れ替わりましたが、ファイナルの旭川では吉田さんが担当されました。
1.あこがれ
まずは、インスト曲の「あこがれ」からスタート。
ピアノ、バイオリン、チェロの音色が既に感動的。
コンサートに行った時の様子が思い出されました。
2.花咲く土手に
拍手が起き、玉置さんのギターから曲がスタート。
今回の編成ではドラムがありませんが、パーカッションの中北さんの演奏は
それを感じさせないくらいに重みと厚みのあるものでした。
特にこの曲が始まって、中北さんが加わった瞬間の雰囲気は、ステージがパッと明るくなったような印象がありました。
CDを聴くだけでも自分が行った時の記憶が蘇り、あの景色が見えるようでした。
3.カリント工場の煙突の上に
故郷楽団ドキュメンタリーではこの曲の一部分が放送されていましたが、故郷で歌うこの曲には、
いつも以上に気合が入っているような印象を受けました。
そして、演奏中には中北さんが実際に水を使って音を出していたのがハッキリと聞こえてきて、歌詞にある情景が
よりリアルに表現されていました。
故郷で歌われたこの曲、とても素晴らしいです。
4.All I Do
ロビンさんのチェロ、吉田さんのバイオリンで始まるこの曲、オリジナルと比べるとかなりアレンジが変わりましたね。
そして、この曲ではサポートの皆さんがコーラスをするのですが、それが神秘的ともいえる雰囲気を出していて、感動的です。
最後の「僕を信じて~♪」の後のチェロ、バイオリンもグッとくるものがありました。
5.aibo
ツアー全体を通して特に評価の高い印象があるこの曲、玉置さんのアドリブ弾き語り(?)から始まります。
オリジナルよりも少しだけテンポが速くなっている感じがありますが、歌詞の一言一言がハッキリ伝わってくるアレンジでした。
個人的には「寝るところなんてない 毎日でも」の「毎日」の発音が大好きです。
6.ふたりなら
こちらはオリジナルよりも少し低めのキーで演奏されました。
サビの「ふたりなら 愛がある」の声の伸びは素晴らしいです。
そして全体の演奏も素敵で、特にピアノの音色は曲全体を通して心動かされるものでした。
会場ではステージの照明がエメラルドグリーンになっていたのを覚えていますが、それは「最高でしょ?」の
ライブ映像でも同じだったので、この曲のテーマカラーという事なんでしょうね。
7.サーチライト
こちらもチェロ、バイオリンのお二人の音色が非常に素敵な雰囲気を作り出している印象でした。
特に曲のエンディングでの音色は感涙ものです。
玉置さんの声も調子がよく、ファルセットもとても綺麗です。
ドラマの主題歌、という印象もありますが、それを抜きにしても玉置さんの定番曲になっていると思います。
8.それ以外に何がある
アルバム「GOLD」の1曲目、シンフォニックコンサートやビルボードライブでも定番となった曲。
バイオリンやチェロがあることによって、オリジナルとほぼ同じ印象を受けるアレンジでした。
この曲の語りかけるような表現は、歌詞の内容がしっかりと伝わって来ます。
エンディングはこれまでのツアーなどとは異なり、「それ以外に何がある」という最後の歌詞の後に壮大な終わりを迎えます。
一部のエンディングに向かっていく、区切りとしてピッタリなアレンジです。
9.しあわせのランプ
一部最後の曲。この曲を歌う前に、このツアー唯一のMCがあったように思いますが、旭川公演ではなかったのか、もしくは
収録されなかったかの理由で、玉置さんの「ありがとう!」だけが収録されています。
アレンジは、なんと序盤は玉置さん一人での弾き語り。
物音一つしない会場に、玉置さんのギターの音色と声だけが響きます。
その後、メンバーの演奏が入った瞬間に客席からは拍手が。
旭川公演に行かれた皆さんの熱も伝わってくる場面でした。
10.あの時代に...
コンサートではここから二部となりますが、CDでは編集されて前曲の「しあわせのランプ」と続けての演奏になっています。
再生時間30秒くらいのところで拍手が起きるのは、二部が始まって玉置さんが再び登場されたから、というわけです。
この曲は個人的に故郷楽団ツアーでの超お気に入りの一曲。
正直に言えば、故郷楽団ツアーが無かったらこの曲をこんなに好きになることはなかったかもしれません。
初日が終わってセットリストを調べたとき、曲名を見て内容が思い出せなかったほどでした。
しかし、ツアーのセットリストに組み込まれたことで、この素晴らしい一曲に出会えました。
故郷楽団にピッタリな曲で、、ファルセットも張り上げる声も聴くことができるこの曲は必聴です。
最後のピアノの音色もまた涙を誘いますね。
11.君がいないから
安全地帯の楽曲から唯一セットリスト入りしたのは、比較的新しいこの曲。
しかしながら、既に名曲入りしていると言っても過言ではないほど、この曲のファンも多いですね。
テレビでも何度か演奏されているこの曲に対する玉置さんの想いも相当なものなんでしょうね。
いつもと変わらず、非常に感動的な歌声はこのCDでも堪能することができます。
12.太陽さん
GOLDツアーでの中北さんとのパーカッションバトルも記憶に新しいこの曲、今回も素晴らしいです。
バイオリンが入ることによって、GOLDツアーの時とはまた違った印象を受けます。
パーカッション、玉置さんは「手が痛いからほどほどに」なんてドキュメンタリーでおっしゃっていましたが、
「でも熱くなるとやっぱり叩いちゃう」という言葉通り、昨年の感動再び、という感じです。
昨年と違っていた点と言えば、玉置さんがパーカッションをスタートするタイミングが少し遅くなり、
叩いている時間が短くなったことですかね。
しかしながら、その分玉置さんのギターの音が多めに楽しめますし、パーカッションも良い所が凝縮されているように感じます。
この曲、自分が行った公演では、玉置さんがパーカッションを叩く準備として、手を口元に運び、温めていたのが印象的でしたが、
CDを聴いていてそのシーンを思い出しました。
13.MR.LONELY
ヒートアップした太陽さんからは一転、この曲では優しく、時に力強く歌い上げます。
間奏ではロビンさんのチェロのソロパートがあり、今回の編成ならではの音色を楽しむことができます。
加えて、バイオリンの吉田さんがこの曲では鉄琴も担当しており、新しい雰囲気のこの曲を聴くことができます。
14.田園
いよいよコンサートもクライマックス、会場総立ちの田園です。
最初の「ヘイヘイハ~♪」ではコーラスが入らず、リバーブがかかった玉置さんだけの声が響きます。
客席の手拍子と共に曲が進んでいきますが、途中では客席の大合唱もあり、コンサートのハイライト的な場面でした。
終わりにはシンフォニックでお馴染みとなったシャウトが入り、会場の熱も最高潮となります。
15.メロディー
最後のこの曲は、しあわせのランプと同様、弾き語りで始まり、途中からメンバーの演奏が入るアレンジとなっていました。
GOLDツアーに引き続き、メロディーでコンサートを終わらせる、という流れは玉置さんの強いこだわりを感じます。
先日のドキュメンタリーでも、
「アンコールに答えてあげたい気持ちもあるんだけど、それじゃ違う、メロディーで終わりたい」
とおっしゃっていました。
以上、今回発売されたライブCDの一言レビューでした。
自分は、故郷楽団ツアーに合計4回足を運びました。
旭川公演には残念ながら行けませんでしたが、このCDによって玉置さんの故郷で行われた公演を体感することが出来ました。
そして、このCDを聴きながら、自分が言った公演の記憶を思い起こすことが出来ました。
WOWOWでは東京公演の模様が放送されましたが、CD化するときには旭川公演をチョイスしてくれたことは本当にありがたいです。
それと同時に、故郷楽団というツアーのファイナルは旭川で、CDも旭川のもの、ということで、故郷楽団に対する玉置さんの想いと、
故郷旭川に対する玉置さんの想いを感じることができたと思います。
また、ジャケット写真にはご両親の写真、という事で、家族、故郷、そして音楽へのこだわりも感じました。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。
乱文になってしまいましたが、楽しんでいただけていたら嬉しいです。
それでは、また。
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