Shizan's Diary

杉山至山の日記帳です。演奏会・イベントのお知らせや日頃のちょっとした出来事など・・・

精度を高める事。

2006-09-26 | Weblog
私がやっている事・・・って
体操競技やフィギアースケートに似ているように思う。
先日行われた シンクロもそうだけど
技術点や芸術点などで評価され
ジャンプの高さや回転が充分であるとか 足や手が先まで伸びている
着地が決まったとか・・・
選手個人のやっている技の内容は 組み合わせの違いはあるにしても
そう大きな違いはない。
上手い下手は どこで差がつくか・・・・。

私達がやっている音楽も その曲の「型」というものがあり
ここは「柔らかい音色」で ここは「細い音」 ここは「最高に響くいい音」でなど・・・。
決まり事がある。 
それを無視し 自由奔放な演奏をすると
曲想が判っていないということで 大きな減点になる。
だがそれを意識しすぎると ただ譜面通りにやっただけでの
物足りない演奏になってしまう。

感動を与える演奏にするには
オリンピックの荒川選手の演技のように のびのびとした演技で
演じる楽しさが体から溢れ それぞれの技に切れと余裕があり 
おもわず「凄いっ!!」と声が出るほどの 迫力を感じさせる事!!

それには もっとひとつひとつの音の精度を高め
音量・技術・表現に 余裕をもたす事!!

あと5日 自分の演奏をチェックしながら 有意義に時間を使うこと!!
満足のいかない所は 繰り返し 繰り返し やる!!
それしかない。。