里山・燦のものがたり

瀬戸内海の里山で生息する里山犬・燦(ダルメシアン)の活動
ものがたりです

チャリ談義

2014年07月10日 | 
燦:おめぇー、最近、らりってるんだって。
里:らりゆうあるら、ってらりってるんじゃありません、チャリってるんです。
燦:で、調子はどう。
里:去年の秋頃からチャリだしましたが、段々コツっつうもんが身に付いて来たって感じッ。

里:最初は、一回チャリると数週間はもう乗るのは無理みたいな感じでした。
燦:まあ、最初はそんなもんやないの、オイラは最近チャリだけでは無く、白黒なのにボクサーもやってたりするよ。
里:そりゃ、CMのプロだから何でもせにゃなぁー
燦:急に猫かい

燦:ところでポタリングでのチャリちゃんのお姿を見ると何だか違和感を感じますにゃぁー
里:ワンなのにゃぁーゆぅーな
燦:そうだなぁーやっぱ、黒スバイクなのにママちゃりにしか見えへん。
里:どこどこどこ、ふぅ~む、あッせやなぁー、サドルやサドルや、サドルがママちゃりみたいに低いんやわ。
燦:まあ、胴長短足やから、まんまっちゅうことやないの。
里:そう言えば、テレビの「とうちゃこ」でもサドルは皆様腰より上に有ってチャリに乗り降りする時は、
  よいしょと腰を上げたり下ろしたりして乗り降りしてはりますね。
里:いくら短足と言っても、最低でもハンドルと同じ高さには持ってこないと可笑しいちゃうか。
燦:こんな時に、笑って誤魔化すな。
里:徳島のスポーツデポで買った時には、一応高さ調整したはずやけどな。
燦:その時から低かったんとちゃうんかい、あんまり股下でサバ読むなよ、臭いからなぁー
里:そんでもって、ちょっと上げたろか思ってロードバイク兄いに上げ方を聞いて上げたんよ。
  そして、走ってみたんやけど、帰って来て高さをみたらハンドルより高さが低くてサドルの一番低い位置になってましてん。
里:これってどうゆうこと。
燦:わいわ、乗ることは乗るがメカには自信もって弱いとゆうたるワン。
里:やっと、犬らしゅうなったな。
燦:そりゃ、デポではアカンわ、ショップやな、サイクルショップの専門店へ行きなはれ。

と言う事でやって参りました。デポより少し手前のサイクルサイエンスと言うサイクルショップで御座います。

店:どうしやはりました。
里:徳島は京に近こうおすから京言葉でっか。
店:こんなんして車に自転車載せたら下ろす時も大変でんがな。
里:浪速のハーフ?
店:普通、運ぶ時は前輪外して載せるあるよ。
里:わし、讃岐素人、知らぬ存ぜぬ、そんなプロの業わ。
店:まあ、後で教えて進ぜよう。
店:サドルはな、先ずはサドルを抑えている金属を時計回りに押し返します。
里:そこんとこは理解しております。
店:でもって、次にサドルの下の付け根のところにある、+とか-とかの印が有る丸いネジみたいなのが有るでしょう。
里:うわぁーこんなところに曲者が隠れていやはったんや。
店:金属を緩めている状態で、この丸い調整ネジみたいなのを確か+だったかな、
  それをその+方向へ手で回すとサドルの軸の締め付けがより強くなります。
  あまり強く締め付けるとサドルを最後に締め付ける金属が反時計方向へ回り切れなくなります。
里:さすが、ショップやわ、ゆう事とやる事がちゃうなぁー
里:で、実際サドルの高さはどれ位がええの。
店:まあ、乗ってみて下さい、サドルにまたがって、両足先が地面に少し付く位が宜しい。
里:こんなんで宜しいか。

と、またがって何だかこけそうで怖かったが踏ん張ってみました。

店:それでちょっとそこらを走ってみて下さい。

何だか、「とうちゃこ」みたいな気分になって腰高のサラブレッドが走っている感じでした。

店:いい感じです。あまり高すぎてもダメで、ペダルを延ばし切って踏んでいる感じは良くありません。
里:これでオイラも腰高チャリダーの一員にやっとなれました。

ショップへ行った理由は実は、別にありましてん。
後輪に空気を入れようと思ったが全然空気が入りませんでした。
よく見ると、チューブの空気入れのところの金属が少し曲がっていてそれで空気入れでいくら入れても入らなかったのです。
そんな訳でこれはショップで無いと無理だとやって参りました。
空気入れで入れる時に、空気が急激に漏れないかと思って慌てて空気入れを装着しようとしたり外そうとしたから、
その時に曲げたのかもしれません。
結局、チューブを交換して貰いました。
この際だから何でも見て貰えとギヤの調子も見て貰い、何処かでぶつけたのか少し金属が曲がっていると言う事で調整をお願いしました。

そう言えば、鳴門の休憩所でブランコ東屋にもたせ掛けてあったのをブランコが揺れて倒してしまったのが原因かもと思いました。
自転車は絶対右側には倒さないと言う事を教えて貰いました。

里:いやいやホンマにありがと燦でございます。さすが、ショップやわ。
店:また、何時でもお越しやす。

と言う事で帰って参りました。
帰って、乗ってみましたが、やはりちょっと違和感が有ります。

燦:おまえなぁーショップではちょっと見栄張っていたんとちゃうんかい。
里:おまえ、ゆぅーな、ハイ、ほんの2cm程下げさせて頂きました。
燦:短足人生サイコーーーー
里:ドギーマンのCM見たけど、オマエも結構、短足やなぁー
燦:下から見たら結構長いんとちゃうけ。(表題写真:剣山をバックに)
里:ワンのくせにサバ読むな、古ッるい写真出してきよって。
燦:わッわッ我ら、胴長短足家族。阿波踊りの男踊りには最高の体型なんよ。

里:ハイッ、長短、揃いました、お後宜しいようで!!

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とうちゃこ? (ぶちょうほう)
2014-07-11 20:03:29
燦様 こんにちは
「チャリ談義」を楽しませていただきました。
燦様も胴長短足人種であらせられましたか。
仲間が一人増えたようで、心強いことです。

チャリの世界に漕ぎ出したら最後、中々足を洗えなくなりそうですからご覚悟くださいね。
ところで「とうちゃこ」なる言葉には面食らいましたね。
”父ちゃん”が何かするのかと思っていましたが、さにはあらずでしたね。
火野正平のBS番組は時たま見ることがありました。
思い切り気ままに肩肘張らずにやっていますね。
燦様のスタイルと重ね合わせてみたりしました。

リンク先の徳島県板野郡藍住町のサイクルショップも覗いて来ました。
お宅から20kmくらい離れている様ですね。
そばに吉野川があって、その源流は剣山よりももっと奥になるのでしょうか。
小生がお陀仏する前に是非行ってみたいところのひとつですね。

そんなことに思いを馳せつつ・・・・
長い間、遊んでいただきましてありがとうございました。
このブログの今後ますますのご発展と、御身のご清栄を願ってお暇致します。
どうかご機嫌よくお過ごしください。
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ぶちょうほう さんへ ()
2014-07-11 21:18:56
せっかく胴長短足の契りを結べるところだったのに残念ですね。
火野正平スタイル、あれは結構金がかかっています(NHKなので)ので、里山的には、火野正平もどきスタイルで漕ぎ出しています。
インナーの上からユニクロのステテコをはいて、
手には、百均のガーデニング用3本指開き手袋で靴はスポーツデポ仕様イチキュッパ、グラサン(キャップ用)、アームカバー(白黒ワンセット)はネットからしぇん円弱で取り揃えシャツはマルナカ仕様のくーるなんとかのカラーバージョン。
これらを色々組み合わせ、その日を勝負しています。
おっと、忘れちゃいけねぇー
首には、豆絞りの手拭いを巻き付けて、
気分は完全に少年ジェット、うーーやぁーーーたぁーーーーーーって颯爽と短い脚で漕ぎ出していきます。これが正真正銘の里山流です。
まあ、冗談はこれ位にして置いて、って本当ですが、徳島のショップへは20km位ですがそこへ行く山越えには、大阪峠があります。
海岸沿いコースではだいぶん遠回りになります。ぶちょうほうさんならママちゃりでも越えられそうですが、機会がありましたら一緒に峠越えをチャリっちゃいましょうか。

吉野川源流はどちらかと言えば、石鎚山の方に近いですね。四国はお遍路という歩きの原点みたいなのも有りますから、こちらも機会が有りましたら足をお運び下さい。

ぶちょうほうさんとネットでおしゃべりしているとどんどんと妄想の羽が、はなこみたいに拡がっていきます。
これからもブログはポタリングの要領でやっていきたいと思っております。
ぶちょうほうさんも健康で山歩き、花探しを楽しんでご活躍くださいね。

ごきげんよう、さようなら!!
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