白昼堂々
2013年11月28日 | 雑
先週の土曜日は予定通り大わらじ奉納についての取材を受けました。
午前中10時からは新聞のそして午後1時からはラジオの取材でした。
ラジオはFM香川の番組で「かがわ東方見聞録」での取材です。
大わらじ作成場所の倉庫は庵から少し離れています。
倉庫での取材は少し写真を撮るだけで先にお墓のある庵へ移動しました。
車を庵の横に停め、
番組パーソナリティーのかよさん(以下、パソかよさん)とその子分(ブログ担当)とオイラの三人が庵の前でスタンバイ。
先ず、パソかよさんがマイクの調子を確かめて庵の位置関係を一人で喋り簡単に収録し終え、
お墓の階段を上がりながらの会話を取材しようということになりました。
パソかよさんが階段を上がりかけようとした時に道路を西の方から、
何かそこの部分だけが違う時間を持った人らしき者がやって来ました。
もしかしてお大師さんが取材を聞きつけてやって来たのか?
庵の前を通り過ぎてそのまま行ってしまうのかと待っていたら、
その者、仮に「どおしたーX」と呼ぼう、がすぅ~っと階段を上がって行ってしまいました。
参拝者かと思って終わるのを待とうとパソかよさんに合図し待っていると、
上の方で何やらがしゃがしゃと大きな音がしました。
そして下の道路側から見上げると「どおしたーX」が箱を上下に振り回して地面に何かを落としている様でした。
何じゃこりゃーと「オイ、コォッラ~~、オイ、コォッラ~~」と下から怒鳴っても何の変化もなく同じ動作を続けています。
急いで階段を上って行き「どおしたーX」のその現場まで行っても一生懸命仕事を続けています。
近くで「オイ、コォッラ~~、オイ、コォッラ~~」と怒鳴ると途端に何食わぬ顔でその場を後にしました。
現場の地面には一円玉が10個ばかりと10円が一枚ばらまかれていました。
こちらは落ちているお賽銭が気になって「どおしたーX」の事はすっかり頭の中から消えていました。
急いでばらまかれたお賽銭を拾い上げ、賽銭箱の中に戻しそれを祠の中に置きました。
階段から降りてくると、
パソかよさんはマイクを十手代わりに「御用だ、御用だ」と言わんばかりに「どおしたーX」を追いかけようとしていました。
降りてきた時にはその姿は既に見えなかったような気がします。
来る時はかなり遅く歩いて来た感じでしたが逃げ去るときは脱兎のごとくというか、雲霧みたいに消えてしまったのか。
あれは、一体何だったのだろうか。
パソかよ:あれって、賽銭泥棒やないの?早う捕まえなアカンのとちゃう?
燦:姉さん、神社仏閣には善人も来れば悪人も来まっせ、変に手を出すと危ない危ない。
パソかよ:これはスクープでっせ、急遽違う番組に使えそうやんな。
燦:神様は来るものは拒まず、オール・ウェルカムでんがな。
サービス精神旺盛な事をやってくれはりますね。
てな会話が有ったような無いような。
そんなこんなでさらに頭の中が真っ白になりながら取材を受けたのでした。
口下手で人見知りなオイラが何をほざいたかは全然記憶にありませんがそれなりに思い出深い取材となりました。
後で庵の近所に住む人に聞くと「どおしたーX」は最近頻繁に現れていたということです。
賽銭泥棒の常習犯でした。
こんな田舎のさらにマイナーな神社のさらにお墓の脇にある祠の賽銭を盗むなんて・・・
「どおしたーX」の人物像とは何なんでしょうかと考え込んでしましました。
単なるホームレスかもしれないし、謎は謎のままです。
5000万円の現金をポンと手渡しでくれる人や貰って平気で居る世の中とは異次元の世界なのでしょうか。
どちらが異次元なのかが分かり辛い世の中になっているんですね。
取り敢えずお賽銭箱が取り出せるようになっていて箱を逆さにすればお賽銭が出て来ることが確認できたので、
早速最新鋭のセキュリティーで再犯を防がねばなりません。
という事で祠の扉に鎖を巻きつけ鍵をかける事にしました。
午前中10時からは新聞のそして午後1時からはラジオの取材でした。
ラジオはFM香川の番組で「かがわ東方見聞録」での取材です。
大わらじ作成場所の倉庫は庵から少し離れています。
倉庫での取材は少し写真を撮るだけで先にお墓のある庵へ移動しました。
車を庵の横に停め、
番組パーソナリティーのかよさん(以下、パソかよさん)とその子分(ブログ担当)とオイラの三人が庵の前でスタンバイ。
先ず、パソかよさんがマイクの調子を確かめて庵の位置関係を一人で喋り簡単に収録し終え、
お墓の階段を上がりながらの会話を取材しようということになりました。
パソかよさんが階段を上がりかけようとした時に道路を西の方から、
何かそこの部分だけが違う時間を持った人らしき者がやって来ました。
もしかしてお大師さんが取材を聞きつけてやって来たのか?
庵の前を通り過ぎてそのまま行ってしまうのかと待っていたら、
その者、仮に「どおしたーX」と呼ぼう、がすぅ~っと階段を上がって行ってしまいました。
参拝者かと思って終わるのを待とうとパソかよさんに合図し待っていると、
上の方で何やらがしゃがしゃと大きな音がしました。
そして下の道路側から見上げると「どおしたーX」が箱を上下に振り回して地面に何かを落としている様でした。
何じゃこりゃーと「オイ、コォッラ~~、オイ、コォッラ~~」と下から怒鳴っても何の変化もなく同じ動作を続けています。
急いで階段を上って行き「どおしたーX」のその現場まで行っても一生懸命仕事を続けています。
近くで「オイ、コォッラ~~、オイ、コォッラ~~」と怒鳴ると途端に何食わぬ顔でその場を後にしました。
現場の地面には一円玉が10個ばかりと10円が一枚ばらまかれていました。
こちらは落ちているお賽銭が気になって「どおしたーX」の事はすっかり頭の中から消えていました。
急いでばらまかれたお賽銭を拾い上げ、賽銭箱の中に戻しそれを祠の中に置きました。
階段から降りてくると、
パソかよさんはマイクを十手代わりに「御用だ、御用だ」と言わんばかりに「どおしたーX」を追いかけようとしていました。
降りてきた時にはその姿は既に見えなかったような気がします。
来る時はかなり遅く歩いて来た感じでしたが逃げ去るときは脱兎のごとくというか、雲霧みたいに消えてしまったのか。
あれは、一体何だったのだろうか。
パソかよ:あれって、賽銭泥棒やないの?早う捕まえなアカンのとちゃう?
燦:姉さん、神社仏閣には善人も来れば悪人も来まっせ、変に手を出すと危ない危ない。
パソかよ:これはスクープでっせ、急遽違う番組に使えそうやんな。
燦:神様は来るものは拒まず、オール・ウェルカムでんがな。
サービス精神旺盛な事をやってくれはりますね。
てな会話が有ったような無いような。
そんなこんなでさらに頭の中が真っ白になりながら取材を受けたのでした。
口下手で人見知りなオイラが何をほざいたかは全然記憶にありませんがそれなりに思い出深い取材となりました。
後で庵の近所に住む人に聞くと「どおしたーX」は最近頻繁に現れていたということです。
賽銭泥棒の常習犯でした。
こんな田舎のさらにマイナーな神社のさらにお墓の脇にある祠の賽銭を盗むなんて・・・
「どおしたーX」の人物像とは何なんでしょうかと考え込んでしましました。
単なるホームレスかもしれないし、謎は謎のままです。
5000万円の現金をポンと手渡しでくれる人や貰って平気で居る世の中とは異次元の世界なのでしょうか。
どちらが異次元なのかが分かり辛い世の中になっているんですね。
取り敢えずお賽銭箱が取り出せるようになっていて箱を逆さにすればお賽銭が出て来ることが確認できたので、
早速最新鋭のセキュリティーで再犯を防がねばなりません。
という事で祠の扉に鎖を巻きつけ鍵をかける事にしました。
これは強烈な接近遭遇でしたね。
身近なところにお賽銭泥棒がいるものです。
しかし、こんな所業は決して流行りしないだろうと、多寡をくくっていましたが、いまや全国的にこのような不届きな行為が蔓延しているようですね。
大体神様仏様のお膝元から浄財をくすねるなんてことはバチの当ることのはずですが、そのバチが当らずに再犯を繰り返させているのもけったいな話ではないでしょうか。
神仏を恐れない行為と言って批難されるものでしょうが、バチを与えずに黙ってやり過ごす神様仏様も呑気なものですね。
賽銭箱に盗難防止の工夫するのも一つの方法ですが、しばらくの間はお賽銭を上げるのをやめにしておいたら如何でしょうか。
泥棒に罰を与えない神様仏様ですから、期限付きでなら、お賽銭がなくてもきっと怒り出さないのではないでしょうか。
昔はそいうのは無かった様な気がしますが、世知辛い世の中になったものですね。
その様なものには何らかのバチが当たっていると思いたいですね。
賽銭箱の前に無間地獄に落ちる落とし穴を掘っておき、賽銭箱からお賽銭を盗もうとした輩はその穴に落ちるというのも面白そうですね。
遊び心のある神様が居ても良さそうですがねぇ~