潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

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海街最終巻といのちの器77

2018-12-14 19:59:00 | コミック
 今月買ったコミックス2冊。

○ 吉田秋生 海街diary9『行ってくる』(小学館)

 ちょっと前に届きましたけど、雑誌で既に読んでいたこともあり。
 長い長いシリーズの締めくくりとなったこの9巻。シリーズ第一作の『蝉時雨のやむ頃』(この回の感想はこちら)のインパクトの強さにやられて、ずっとお付き合いしてきましたが、番外編の一回前、シリーズ最終回を読んだときは「あれ? こんなもの?」という拍子抜け巻が少々ありました(その回はこちら)。
 ですが、最後の三話をまとめて読んでみるときちんと流れがあって、これまでの広げていたものを回収してまとめてありますね。ふむ、単行本だと印象がまた変わります。これ、ラスト何回分かはまとめてネームを切ったか、少なくともプロット諸々は細かく作られていたのでは。
 このあたりを踏まえると、姉二人のその後が番外編で描かれなかったのも分かるような気がします。あくまで私が理解したウチですが、あのまま付き合いを続けて、それなりに落ち着いたのではないかと想像(でなければ、逆に触れられていたでしょう、どこかで)。
 あらためて、いいシリーズでした。

○ 上原きみ子『いのちの器』77(秋田書店)

 3話目が300話記念の100Pだったせいか、3話しか収録されてませんでした。そしてその3話目は絵が荒れてる荒れてる……^_^;。なので、この作品ほんとは文庫で揃えたいんですけどね。でも、なんだかんだであと大判71巻を買えば既刊コンプリート(*´∀`)←なにかのときのために逆キープしてる。
 響子さんの孫はまた続々と増殖しているのですが、よーく考えると血縁関係があるのは美森ちゃん(と今回産まれた男の子)だけなんですよね。なのに、その美森ちゃんにすぐには気付かなかったというおおらかさ(笑)。
 時間だけはきちんと進んでいるこの作品ですが、物語の流れはサ○エさん時空に倣っているかな。ニコちゃんあたり、もう一つ二つ大きなエピソードが来そうな気もしますが。

 おまけ。

 気付くと、わが家にはお腹痛の薬(not便秘薬)がありませんでした。そういえば何年か前、期限切れの正露丸糖衣の瓶を捨てたんだった……ちゃんと分別しましたけど。うーん、薬が欲しくなるような腹痛は十年に一度か十五年に一度くらいなんですね。
 なので大きなパッケージは買いたくない……。

 で、こちら。



 持ち歩く前提ではありませんが、これだと少なめで置いておきやすいです。使わなくて済むことを願いつつ。

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