潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

*好き*を日々、つらつらと。
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電子の星

2006-02-15 16:13:03 | 本・小説
 石田衣良『電子の星』(文藝春秋)を読みました。これは池袋ウエストゲートパークの4冊目です。
 ふむ、だんだん勧善懲悪の図式がはっきりしてきてますね。それとごく自然に小説の中でも時代が流れていて、ネットがここにも入ってきてます。初期の頃の「どっちがいいんだか悪いんだか」曖昧で、雰囲気で突っ切っちゃうところがよかったんですが、はっきりしてるのもまた感情移入しやすいかなあ。ある意味『印籠』の様式美を愛でる感じ。主人公が徐々にカッコよく描かれてきているのは、意識的になんでしょうか。オトナになってきてるんですかね。
 以下、少しだけネタバレあり。
 表題にもなっている『電子の星』、文章なのに映像的なグロさが伝わってきました。おお、こわ。なにか食べながら読まない方がいいな。ここ。けど、腕一本切断したら、麻酔や鎮静剤投与してても、死に至りそうな気が……(失血性ショックとか、大血管切ったらアレですよねえ)

 話変わって。先日からFireFoxをブラウザとして使ってますが、ちょっと異常終了が多いのに困ってます。安定してないのかな。ちょっと調べてみたんですが、よく分からなくて。もう少し様子みてみようっと。

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