潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

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BONES#19

2006-11-12 15:13:29 | 海外ドラマ
 さて、今日は米ドラマの感想。『BONES』第19話、いきます。
 今回はスピードのある展開で、わくわくしながら観たんですが、終わってみるとよく分からなかった箇所続出という〈微妙な〉回。
 ハリケーン通過数カ月後、(たぶん)ボランティアかなにかで遺体の検死にニューオーリンズに行ったブレナンが事件に巻き込まれる話。
 フラッシュバックが何回かあるところは『プロファイラー』か『ミレニアム』を連想しました。こういう観る側を引っ張り込む手法や、ブレナンの右手の怪我が実は他者から加えられたものであること、また清めの粉を撒いたら静電効果で車のあとが現れた点はgood。笑えるところもしっかり押さえてあって、ラスト近くの指でピン! は最高でしたねw しかしブース、すっかりブレナンの守護騎士役になってる……。
 けれどハーディング刑事がブレナンを殺人犯とする根拠は捜査もののドラマとしては希薄すぎ。動機は? それになんでわざわざ、あんな残忍に殺す必要が等々。ブノワが実は邪術師で全ての殺人の犯人でした、というのはいいのですが、伏線が少ないのでちょっと唐突な気がしました。見終わった時点で、彼が殺害したイメージが浮かばないので、結局なにがどう起きたのか伝わらないんですね。ブレナンだけが助かった根拠も呪いと絡んでるようなのですが、『?』のまま。つまるところ、時間不足なのかなあ。
 ザックが骨の間に『空洞』を見つけ、それがシャントを除去した跡であると突き止めますが、これはそんなに難しいアプローチ(読影?)ではなさそうな……。

 話は少し変わりますが、災害後の検死(鑑定)で思い出しました。その昔、T歯大のS先生という法歯学の専門家の講演を聴く機会がありました。御巣鷹で遺体の身元鑑定に当たった方です。S先生曰く「(整形外科医等)医師もたくさん鑑定に加わったが、結局歯以外での判別は一部を除いてとても難しかった」(かなり昔のことなのでうろ覚え)だったとか。このことがとても記憶に残っていて、このドラマの番宣を観たとき「骨だけでどこまで情報が得られるのだろう」と興味を持ったのでした。
 そんなこんなで毎回観てますが、なんか↑の趣旨とは違った見方になってますね。まあ、楽しんでるってことで。

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