新百合碁レンジャー 戦いの記録

これは世界戦略を狙うゲームとネット依存の恐怖から世界を守る囲碁戦士たちの壮絶な戦いの記録である。(・・・なんでやねん)

プレイヤーズ・感動は続くの巻

2014-11-29 11:45:21 | 囲碁プレイヤーズの巻
最後を飾るのは、もちろん連碁。
黒白順番に進めていく。

途中、助手の人が 「あっ、しまった。棋譜をとらないと」と先生にお願いした。
実緒先生がつけ始めたものの
「すみません、緊張して思い出せません」と途中でギブアップ。

「え、普通対局を覚えているもんなんですか」 「すごいわねえ」と感嘆の声。
助手の方が続けて
「この先生たちクラスは200手以上でも最初から全部並べられます」

参加者の目が大きく開く。
「ほぉ」「まぁ」
もはや言葉にならない様子。

そりゃそうだ、入門者だとまだせいぜい3手4手くらいしか思い出せないはず。
囲碁の高段者って、一体どういう脳の構造になっているんだろ・・
と思ってしまうのも当然だ。

しかし、高段者っていうのはアマチュア8段以上クラス。
15歳過ぎてから囲碁を始めては一生行けない世界らしい。

将棋や9路盤も覚えられない一般人には理解を超えた世界。

ふぅ・・行ってみたいよねえ、その世界・・・・・

でもでも、でもっ!
たとえ10手覚えてるってだけでも、かなり凄くないですか?
いや、すごいですよ。普通にすごいですっ!
みなさま、目指しましょう、せめて10手先まで脳に残る世界を!エイエイオー(^^ )/



連碁がどんどん進むにつれ 「こりゃ白の負けだな」の諦めの声。
山田先生が
「あ、でもまだわからないですよ」と言うと、どこにどんな手があるのかと
体を乗り出して考えている。

横から見ていると、そりゃ素晴らしい眺めですよ。
全員が一点見つめて口をぎゅっと結び、りりしい顔してるんですから❤


そして、やはり、結果はまだわからなかった。
最後までもつれにもつれて、いい勝負。
あそこでああ打っておけば・・・逆転勝ちだったのにと言う顔してたり、
あたりに突っ込んでしまい、あっ・・・と言ってたり、
どんどん感覚を磨いているさまを目の当たりにして、またまた感動。

いつも同じことで感動しているのも、どうかとは思うが
一局一局、全く違う感動が待っているのだから、、、
やっぱ、囲碁ってワンダフルでやんす!