shinuma de cinema (映画ネタバレの部屋)

こちらは、shinuma de cinema の映画のネタバレができるお部屋です。
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○きみに読む物語

2005-01-16 | ●映画の感想
きみに読む物語

老人ホームでひとりで暮す初老の女性(ジーナ・ローランズ)そして彼女のもとへ定期的に尋ねてくる初老の男性(ジェームズ・ガーナー)彼は、女性が気分のいい時を見計らい物語りを読みきかせていた、アメリカ南部での小さな街のきらめくような恋の物語りを・・

良家の子女であるアリー(レイチェル・マクアダムス)は、ひと夏を過ごす為にノース・カロライナにやって来る、そして、その街の青年ノア(ライアン・ゴズリング)から強烈に愛を告白されやがて恋に落ちる、裕福な家庭で育った娘であるアリーと、地位も名誉もない材木工場で働く青年ノアのあわい初恋だった。

アメリカでベストセラーになった小説が原作のようです。
正直話しはそんなに珍しい話しではありません、若い2人と、年老いた2人を対比させて物語りをラストにつなげていきます。脚本がいいのか演出がいいのか・・。かなりきましたーー感動します。もう私は鼻水だしながら泣きまくりました。もうゼイゼイです。映像もいいです。水鳥をうまく使いきれいで透明感のある映像をとっています。
とくにジーナ・ローランズとジェームズ・ガーナーの演技は絶品でした。なかなかいい1本でした。

ライアン・ゴズリング去年公開された「16歳の合衆国」の主役の青年を演じていた人です。
監督のニック・カサヴェテスは脚本「ブロウ」、監督「ジョンQ-最後の決断-」を手掛けています。


●ここからネタバレです。
私は、この映画はやっぱり若い2人の役者さんより、年老いた2人の方がうまかったとは思います。
痴ほうで何もわからなくなった妻を最後まで愛する旦那さん・・。若いノアが30年後40年後(?)を考えてくれ・・とアリーに言っている場面がありますが、ノア、アンタ有言実行だねエライ!と思いました。
物語りを聞かせて一瞬だけ正気に戻るけどすぐに正気を失ってしまう妻、何もわからなくなる前にせめて一緒に死にたといいベットで2人が手を繋いで朝になったら天国へ・・ラストは見えたけどもう見事に制作者の意中にハマリ涙ダーダーでした。

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