蟲つれづれ

新吉の周りには、いつもぴかぴかの宝ものがいました。
その蟲達への思い出をつれづれと・・・

ドラゴンの赤ちゃん発見

2015年06月30日 20時00分00秒 | Weblog
葉上に「ドラゴンの赤ちゃん」を発見した時は、つい見とれてしまう。
蛾の幼虫にはいろいろあって、色や模様もそれぞれ特徴がある。
蛾もチョウも同じ鱗翅(りんし)目で日本くらいで区別されているに過ぎない。
セセリチョウやジャノメチョウなどはいわゆる蛾の範疇だと思ってしまう…。

さてこいつは何の幼虫なのだろうか?
シャチホコガの仲間だろうか?
まっいいか、ドラゴンで。そっくりだしね。

だけどよーく見て下さいよ、右が頭で、左が尾なんですよ。

まてよ、タツノオトシゴにも見えるな…

枯れ枝なんかに「擬態(ぎたい)」してるのかしら?
とくに頭の周りの長いつのは何の役にも立たないと思うのだが…

無敵のけら

2015年06月21日 15時02分29秒 | Weblog
けらは丁度ホタルが出てくる頃、ジーと土中でなく。
よくホタル狩りに出かけた時にそれを聞き
「ミミズ」の鳴き声だと教えられたものだ…
昼間は滅多に姿を見せず、土中にトンネルを掘りその中にいる。

前足は一体どんな構造になっているのか、親指、人差し指…
あれっ昆虫に指はあったかしら?なんだかわからない構造だ。
このなんだかわからない事が進化なのだな、たぶん。

けらは水分の多い場所(田のあぜ)などでよく見つかる。
水中も水上も、とても泳ぎが達者である。
おまけに空を飛び、時々あかりに飛んでくる。
水、陸、土中そして空と自在に行動出来る、まさに昆虫類では無敵だろう。

敵と言われるのは、同じように土中にトンネルを掘っている、モグラたちだなきっと。

それにしてもアップでみるとますます不思議なけらの前足だ。

ふぁいとっ!

2015年06月12日 09時25分42秒 | Weblog
ハッチョウトンボの抜け殻は、当然の事ながら日本一小さい。
いまでも、見つけた時はなんだか興奮する。
少し色づいていたオスがいた、
こいつの抜け殻かも知れない…
足元にはトノサマガエルがひょっこり出てきた。
まだ小さいがサギソウやすでにほとんど見られなくなった
自生のトキソウも咲いていた。
ひゅんとオオシオカラトンボが目の前を通過した。
こいつの5倍はあるだろう…
近くにはメスや成熟した赤い仲間がいた。
大型のトンボやヤンマ、モウセンゴケ、クモ、カエル…

ふぁいと!