気温が下がった途端出たがらない黒い子
そんな梅雨入りした日。
ここ1週間前くらいから
常にというわけではないけど、私には全く見えないし、確認しても何もないと思うのだけど・・・ナムルには何か見えるのか、それとも感じるのか、突然飛び上がって驚くしぐさをする。そして何かにおびえるような感じでしばらくその場を見ている。
虫でもいるのかと何度も確認するけど何もいない。
ぱぐおさんにそのことを話したら、
「妖精でもいるのか?それともちっちゃいおじさんでもいるのか?」ですって。
純粋な心を持った人にだけ見えると言われる妖精やちっちゃいおじさん。残念ながら私達には見ることが出来ない。
本当のところ何にビビっているのか分からないけど、ちょっと不思議な行動をしているナムルなのでした。
そういえば、まだ慎之助がいた頃あすかがよく壁に向かって吠えていたなぁ。
マレーシアに住んでいた時、慎之助は吠える声を聞いたことがない犬だったのだけど、夜、突然ドアを開けていたサブベッドルームに向かってワンワン吠えだした。突然のことで私は思いっきりびっくりしたんだけど、部屋を見ても何もない。どうしてそんなにワンワン吠えるのかが分からなくて、吠えたらダメだよ~って言っても止めないのだ。それが2日くらい続いたことがある。何となくゾッとするような感じで鳥肌が止まらなかった。
で、ちょっと気になって、同じマンションの下の階に住む霊感の強い友人に話してみると、同じくらいの時間かどうかは定かではないけど、部屋に面してあるマンションの廊下をマレーシア人の家族の幽霊が何度も通っていたよと言う。慎之助はそれを感じていたのかしら。
幸い私は何も感じないのでよかったけど、それでもちょっとびびってしまったのでした。
犬って私達に見えないものが見えるって本当なんだなぁと知った20年前の出来事でございます。