うろうろカフェ

50代のオヤジが毎日の生活で感じた事、環境問題や趣味の車、バイク、映画、読書などについて

巨大新エネルギービジネスはCO2を削減できるか?

2009年10月14日 08時28分34秒 | Weblog
民主党の鳩山首相が国連で宣言したCO2削減25%が国際的に評価

されているらしいですが、ホントにできるのかなという気がします。

10年くらい前から国が新エネルギーとして風力や太陽光を主軸

とした政策を掲げ、様々な補助金を出して(我々の血税です)

自然エネルギーを電力に変換する設備を作らせてきました。

他にもいろいろな省エネ技術が実用化されてきましたが、

その結果どうなったかというと10年前よりもかえってCO2の

排出量は増えてしまったそうです。

新しい工業製品である風力発電施設や太陽光発電施設を作る

ために大量の石油が使われ(使えばCO2が出ます)、実際に

それらの発電施設が火力発電に比べて削減できるCO2よりも

建設と維持に排出されるCO2の方が多いのではないでしょうか?

本当にこれらの新エネルギーがCO2削減に貢献できるのであれ

ばいいのですが、現状は怪しい気がします。

民主党政権がこれまでのいろいろな政策を見直していますけど、

エネルギー政策も原子力の核燃料サイクルを含め、見直さなければ

いけない時期に来ていると思います。

六ヶ所の再処理工場は試験操業を始めて以来、トラブル続きで

稼働していませんから…。