ラブレア@ロサンゼルス

南カルフォルニア大学(USC)でのMBA生活や家族三人でのロスでの生活の様子をお伝えします。

いざプレゼン

2005-04-20 17:08:35 | Weblog
さてさて。1月から行ってきたCoffee Beanに対するConsumer Researchのプレゼンの日がやってきました。
核となるポイントは以下の通り。
1.「味」と「飲み物の種類」がCoffee Shopにとって重要。
2.「味」はCoffee Beanの方が評価が高い(Blind Testの結果)
3. Teaは「飲み物の種類」において違いを出すために重要なポイント。
4. 「効能(健康にいいなど)」が分かるメニューと「見た目」がおしゃれなTeaがよい。

これらを回帰分析やコンジョイントアナリシスなどを駆使しつつ出してみました。もちろんアンケートそのものがUSCの学生からの回答が中心なので、人口全体に対するものと比べると結果にズレがあるはずだけど。

ちゃんと分析できるように質問を設定することや、分かりやすくインタビューすることが以外と難しいし、分析結果の解釈もかなりの注意が必要だし、そもそも結果を理解してもらうのも簡単なことではない。っていうことが分かりました。

実際いろんなチームのプレゼンを見てみると「結果の解釈とそれに対する説明」が弱いところが多かった気がします。「これが重要だ!!」と主張している根拠となるデータを見てみると「実は重要でない」ということを証明していることもあったし、そもそも使い方が間違っている例もあった
し。。。

簡単そうに見えて難しい。それがマーケティング・リサーチかな。
いろんな手法を理論と実践で身に付けることができたってのが今回のよかった点。
もっとわかりやすく説明できるようにするってのが今回から学んだ教訓。