ラブレア@ロサンゼルス

南カルフォルニア大学(USC)でのMBA生活や家族三人でのロスでの生活の様子をお伝えします。

Give and Take

2005-04-13 15:46:19 | Weblog
グローバル・ストラテジーの授業で久々 日本のケースが登場。
カルロス・ゴーンの名前の方が日本人には分かりやすいかもしれない。ケースには、提携の経緯や実際のプロセスが詳細に書いてあって興味深々。特に、共通言語として英語(双方とも第二外国語)を使ったりする点などに、文化が異なる会社の提携における注意点が見えてきます。もちろん、日本人にとっての英語の方がフランス人にとっての英語よりも難しいとは思うけど。

僕は日本にいた時に、比較的容易に”アライアンス先を探そう”なんてことを言っていたけどアライアンスってのは実は非常に難しいものだってことが、学ぶにつれて分かってきました。ルノーと日産の例は双方の目的と双方が持っているリソースが非常にバランスがとれていたために成功した(もちろん将来にわたってどうなるかは不明だけども)んだけれども、現実には、相手からのTakeを中心に考えちゃうためにうまくいかなくなってしまう。

常に互いがハッピーになるように考え続けるのが大切。それって人間関係でもそうだよね。友人、恋人、夫婦。。。。気がついたらTakeばかり考えてるなんて状態にならないようにしないと!